更年期うつ|うつを再発させない方法とは?

再発なんか怖くない?!「二度とウツにならないためにするべき、8つのこと」

うつ病は、症状がなくなり、薬を飲む必要がなくなっても、「完治」とは言われません。使われる言葉は、「寛解」です。

 

寛解とは、いまは落ち着いている状況。一時的に、回復している状況を指す言葉です。つまり、「症状がおさまった=完治ではない状態」です。

 

うつ病は、非常に再発率の高い病気で、統計では、60%もの再発率があるといわれています。一度再発すると、さらに再々発する確率が高くなる傾向があります。

 

うつ病が再発しやすいのは、なぜなのでしょうか?うつ病を再発させないためには、何が必要なのでしょうか?詳しく、ご紹介していきましょう。


うつの原因にフタをしたままでは、治らない

 

抗うつ薬の服用だけで、症状が軽くなった場合、うつになったときと同じ環境に戻ると、すぐに再発してしまう危険性があります。それは、薬は症状を抑えるだけで、ストレスに対する耐性を高める薬ではないからです。

 

うつになったときと、同じ環境にいると、また、同じ負のサイクルが身体と心をむしばんでしまいます。だからこそ、本当の意味で、うつになる負のサイクルを止める必要があります。

 

うつになった理由をきちんと把握する

 

そもそも、うつになったことには、理由があります。

更年期特有の女性ホルモンの減少が、ベースにあったとしても、本当に、うつを発病するには、きっかけとなるストレスが、必ず存在しているはずです。

 

40代の女性は、大きな精神的ストレスに遭遇しやすい年代です。
子どもの教育問題や仕事上のトラブル、人間関係など、気づけば周囲はストレスだらけ。心の負担になるようなことが、いくつも重なっていた方も、少なくありません。

 

うつのつらい症状が、落ちいてきたら、きっかけとなったストレスについて、よく考えてみましょう。できるだけ、心を落ち着けて、リラックスしながら考えることができれば、そのときが振り返るベストタイミングです。

 

思い出すと、まだつらいという場合は、まだその時期ではありません。焦らず、ゆっくり、考えることができるときに、思い出してみましょう。

 

 

あなたのウツ発症時のストレスは何でしたか?

 

・仕事上のトラブル
・人間関係
・家族の問題
・子どもの問題
・親子関係
・親しい人を失ったこと

 

そのことが起こったとき、どんな感じ方をしましたか? 思考回路を、少し思い出してみましょう。

 

その考え方に、別の見方ができるかどうかも、あわせて、少しずつ考えてみます。これを、解決できる方法があるのかどうか。周囲の親しい人や家族と協力しあって取り組める余地があるのかどうかも重要です。

 

「とても乗り越えられない」と思う場合は、同じ環境に戻ることは避けることが必要です。例えば、職場でのトラブルが原因の場合、同じ上司、同じ部署に戻っても、再発のリスクが高まるだけです。部署異動を含めた対処ができるかどうかを考えましょう。

 

振り返っても、後悔する必要はありません

 

過去のつらい記憶を思い出すと、どうしても、後悔する気持ちが沸いてくることがあります。

 

「あのとき、こうしていれば…」
「あのとき、私が我慢すれば…」
つらい記憶と共に、後悔にさいなまれてしまうこともあるでしょう。過去のうつの原因を考えるとき、できるだけ注意したいのは、この後悔の念を、抱かないことです。

 

後悔する気持ちが出てくると、ついつい、自分で自分を責める気持ちが沸いてきます。自分を責める気持ちが強くなると、うつの症状を悪化させてしまいます。過去のことは、過去のこと。今まで、充分に、傷ついてきたのですから、もう振り返ってまで、自分を傷つける必要はありません。性格的に、なかなかそれができないと思ったとしても、ものごとをできるだけ楽観的に見る、客観的に見る練習も、必要です。

 

ひとりで抱え込まない

うつになる人は、何事も、自分ひとりで抱え込んでしまう人が多いといわれています。「自分さえ、我慢すれば…」という思いは、この際、捨ててしまいましょう。少しでも、大変だと思ったら、誰かにSOSを出す練習をしましょう。できないことは、できないという勇気も、自分を守るために、必要なものです。

 

色々なものを抱え込んでしまうと、心も身体も、もう耐えられないということを、うつ病が教えてくれたのだと思いましょう。うつになったことで、「自分を変えるきっかけ」になったと、思うと少し勇気が湧いてきます。新しい自分に生まれ変わるくらいの気持ちで、人に頼る練習をしてみましょう。

 

誰にでもミスはある!許しあえる人間関係を築くこと

 

「何でも完璧にこなさなきゃ」
「仕事で迷惑をかけたくない」

うつになる人は、このように、責任感が強い人が多いのが特徴です。自分に厳しく、また、他人に対しても厳しい方も、比較的多いのです。

 

でも、一度もミスをせずに、仕事や家庭をのり切る人など、この世にはいません。一人の力では、なかなか難しい面もありますが、相手のミスも、自分のミスも許しあえるような人間環形を築くことが、大切です。

 

相手を変えるのは、なかなか難しいものですが、自分で自分を変えることは、可能です。自分のことを許し、相手のことも許すこと。そうすることで、周囲も変わり始めるはずです。お互いを許しあえる。お互い、助け合える。そんな人間関係を目指しましょう。

 

手を抜くコツを覚えること

 

何事も、完璧にこなそうと思うことを、まずやめましょう。同じゴールを目指すにしても、やり方は、さまざまな方法があるはずです。重要なポイントを抑えていれば、あとのやり方は少々手抜きでも、結果に大差はないということが多いものです。手を抜いても構わないもの、きちんとしないといけないものを見分けること。何かに手を付ける前に、手の抜どころを考えて、合理的に処理できると、ストレスを感じることも少なくなります。

 

自分の性格を把握しよう

 

自分のことは、良く知っているようで、意外に知らないものです。何事も、頑張りすぎたりしていませんか? 何でも完璧にしないと気が済まないタイプですか? 人の目が気になるタイプですか?

 

まじめで几帳面、頑張り屋さんがうつになりやすいといわれています。自分で自分を追い込んでしまう傾向が少しでもあるなら、無理をしがちなので注意が必要です。性格は、なかなか変えられない面が強いものですが、ご自身の性格を良く把握して、無理をしそうな場面に遭遇したら、セーブすることから、始めてみましょう。自分で自分を追い込まないことに終始するくらいで、ちょうどいいのです。

 

環境の変化に注意しよう

 

転居や転職、異動、子供の独立など、今までと違う環境に遭遇すると、うつを発症しやすくなります。

 

こういうときには、急いで順応するのではなく、「そのうち慣れてくる」くらいの気持ちで、気長に対処するくらいの心構えが必要です。時間が過ぎれば、徐々に慣れてくることも多いもの。少しずつ、対処していくようにしましょう。

 

気分転換できる方法を見つけよう

 

ストレスを感じたときに、気分転換できる方法をいくつか身に着けておくことも、再発を予防する上で有効です。日頃の環境と異なるもので、気分転換すると、ストレス軽減に役立ちます。仕事場以外の友人と会ったり、カラオケや運動なども、ご自身がリラックスできる方法なら何でもOK! 楽しいと思える趣味を、増やしていくのもいい方法です。

 

@〜Gまで、うつを再発しないためのポイントをご紹介しました。

 

うつは、心の骨折とも言いますが、今までの考え方や思考回路を続けると、「心が折れてしまうよ」と教えてくれています。今までの、生きづらい考え方や、価値観、性格を、改めて見直す機会です。自分を変えるのは、簡単ではありません。でも、ほんの少しでも、自分を変えることができれば、うつになる思考回路を遮断することもできます。少しずつ、少しずつ。焦らないで、OKです。自分を追い詰める考え方から、変えていきましょう。

関連ページ

「更年期うつ」と「うつ」の違いは何? どこの病院に行けばいいの?
うつ病は、「放置していればいつかなおる」ということはめったになく、しかも「気合い」で何とかなるものでもありません。ひどい状態になる前に、できるだけ早めに医者にかかる必要がある病気です。 医者にかかる必要があるのは、まずは、どんどん気持ちが沈みこむ状態を抑えるためです。 医療機関で「うつ」と診断されたら、この状態を緩和させるために薬の服用を始めることになります。 ただ、更年期の女性の場合、注意したいことがひとつだけあります。 この、いまの状態が、「うつ」なのか? 「更年期うつ」なのか?という点です。 どちらなのか?によって、実は、本当に効果がある治療方法が変わります。
更年期うつ|あなたはどっち?「心療内科」と「精神科」の違い
更年期になると、発症しやすくなるうつ病!更年期うつかも?と思ったらどこの医者にいけばいい?心療内科と精神科、クリニックと大病院の違いとは?
更年期うつ|失敗しない病院の選び方
普通の診察と異なり、医者の選び方が難しいのが、心療内科です。今まで、経験のないジャンルの医師探しですから、手探りで探すしかない現状があります。まずは、信頼できそうな心療内科を、いくつかピックアップすること
更年期うつ|「医者は神様じゃない」心療内科で絶望しないための基礎知識
心療内科に通いだすと直面する悩みがあります。一番大きな痛手は、医者にさえかかれば、うつが治るというのは幻想だと知ることです。でも、それでダメージを受けないようにして下さい。きっかけはきっと別にあるはずです。
更年期うつ|うつの薬は5タイプ!うつの薬の基礎知識
心療内科を受診すると、まず間違いなく投薬治療が始まります。抗うつ薬や抗不安薬。睡眠薬など大きく分けると5タイプ。服用前に、まずどんなものが処方されたのかを知っておきましょう。
更年期うつ|抗うつ薬を飲み始めたら…気をつけたい3つのこと
うつ病と診断されて、抗うつ薬を服用し始めたら、注意しておきたいことが3つあります。 とくに、注意が必要なのは、服用し始めの頃や、トライし始めた薬がなかなか効かないと感じるとき。「このままで治るのか?」と、ついつい不安になりがちです。 ここでは、抗うつ薬を飲んでいるときの3つの注意点について、ご紹介しておきましょう。
更年期うつ|医者が信用できなくなったときの「ドクターショッピング」
ドクターショッピングはしないほうがいいと思う方は多いのですが、心療内科の場合は変えるべき時もあります。なぜなら、うつ病はメンタルがとても大切な病気だからです。信用できないと思う理由がはっきりしているなら、変え時です。
更年期うつ|あなたの薬は何系統?知っておくべき「抗うつ薬の種類」
更年期になると、発症しやすくなるうつ病!処方される抗うつ薬はどんな薬?知っておきたい薬の基礎知識をご紹介します。
更年期うつ|休職する前に知っておくべきこと
更年期になると、発症しやすくなるうつ病!まずは休むことが大切です。働いている人なら、できるだけ速やかに安心して休める手続きを開始しましょう。
更年期うつ|休んだ後に湧きおこる!「苦しい気持ちの乗り越え方」
うつで休むと最初に訪れるのが、さまざまな苦しい気持ちです。頭ではわかっていてもなかなか雑念が消えません。できるだけ苦しくない休息をとるために、頭に入れておきたいポイントをご紹介します。
更年期うつ|うつで休んだときの「最初の過ごし方」
うつで休むときに一番困るのが日中の過ごし方です。何もやりたくないのに、何もしないことが耐えられなくなります。薬の副作用で苦しむことも多い時期です。この時期の過ごし方についてご紹介します。
更年期うつ|うつが停滞しているときの過ごし方
本格的に休み始めて、1か月くらいたつと、薬の副作用も落ち着いてきている頃です。抗うつ薬の効果が早く出る人は、少し楽になっている頃かも、しれません。この頃になると、眠気も収まりはじめ、家に引きこもっていること自体が、少し辛くなってくるのではないでしょうか。この時期に一番困るのが、日中の過ごし方。心がけたいことをご紹介します。
更年期うつ|うつを改善する行動認知療法とは?
更年期になると、発症しやすくなるうつ病!更年期うつの対処法とは?うつから逃れるためには、考え方を変える必要があります。薬以外の治療方法「認知行動療法」についてご紹介します。
更年期うつ|うつを治す!薬以外の治療方法とは?
うつ症状に陥ると、まず薬物療法と、認知療法を組み合わせるのが一般的ですが、長期にわたって症状の改善が見られない場合、その他の治療方法を検討することがあります。いま、主に取られている治療方法は、3つ。それぞれを詳しく解説していきましょう。
更年期うつ|うつ病が回復するまでのプロセス
治療を始めたら、まず、この病気は、まずそれなりに時間がかかることを知っておく必要があります。また、うつは、非常に再発しやすい病気でもあります。一度、症状がよくなっても、また、気分が落ち込むなどの症状が出ることも多く、この浮き沈みを繰り返しながら、症状緩和へ向かうことも多くなります。
更年期うつ|希死念慮をやり過ごす方法
更年期になると、発症しやすくなるうつ病!うつになると出てくる希死念慮をやり過ごすには?管理人のケースでご紹介します。
更年期うつ|うつを改善するための自己暗示法とは?
更年期になると、発症しやすくなるうつ病!更年期うつの対処法とは?ウツになる原因は、自律神経のバランスの乱れ。自律神経を整えれば、うつ病症状が緩和します。その方法について御紹介します。
更年期うつ|うつと似たほかの病気@不安症・適応障害
更年期になると、発症しやすくなる心の病気。うつ病に似た心の病気にはどんなものがあるの?ウツに似た症状が出る病気についてご紹介します。
更年期うつ|うつと似たほかの病気A摂食障害・統合失調症・認知症
更年期になると、発症しやすくなるうつ病!でも、うつ病だと思っていても、違う病気の場合があります。ウツ症状が出る、ウツ以外の他の病気の可能性をご紹介します。
更年期うつ|万が一、うつ病が再発した場合の治療法
もし再発してしまったら?!更年期ウツの再発にはできるだけ心を落ち着けて対処しましょう。まずは症状を抑えるための心療内科受診、その後、対処する方法を試みるのが得策です。
更年期うつ|月経前になると悪化する?! PMSとうつの関係性
更年期のうつ症状は、月経前になるとひどくある場合があります。PMSと呼ばれる、月経前の症状を緩和する方法についてご紹介します。
更年期うつ|スキンシップが「うつ」に効く!「母性ホルモン」で楽になる方法
薬は利用しても依存することなく、ご自身の中にある潜在力でラクになれる方法がいくつもあります。ここでは、そんな潜在力を引き出す方法のひとつを、ご紹介します。それが、ご自身の母性ホルモンを活用する方法です。うつの心に効く母性ホルモンについて、ご紹介します。
「うつ病」の症状緩和に役立つ!?頭のうっ血を流す「つむじ刺激」とは?
「うつ病」になると、「気持ちの落ち込み」だけではなく、様々な不調を併発します。 例えば、「不眠」や「冷え」、「食欲不振」「体重減少」。 これらの症状は、「うつ」によって、自律神経も乱れ、体中の血流が悪くなっていることが一因です。「気持ちの落ち込み」だけでも大変なのに、こんな症状までひどくなると、「つらさも限界!」ですよね。 こんな諸症状に悩まされている方に、おすすめなのが「つむじ刺激」。 とくに、「冷え」や「顔色の悪さ」がひどい方に、効果を発揮します。 ここでは、「つむじ刺激」が役立つ理由とその方法について、詳しくご紹介していきましょう。
長引くうつ病は、医者任せでは治らない!? その理由とは?
突如、私たちを襲う、さまざまな不調。 「何らかの不調」と長くつきあうようになると、よく耳にする言葉があります。 『病気は医者任せでは治らない。 最終的には「自分の力」で治していくしかない』 とくに、もう何年も続く「うつ病」などの精神的な不調は、これが理由かもしれません。 では、お医者さん任せでもなく、薬に頼ることでもなく、どうすれば、病気から這い出ることができるのでしょうか? ここでは、その理由と根本的な対策について、ご紹介します。
心の不調は「使う言葉」で改善可能?!負の感情を小さくする2つのコツ
小さなことで、くよくよしたり。わけもなく悲しくなったり。 更年期の女性に多い、こんな「心の不調」。 中には、「うつ病」と診断されるほど、ダメージが大きい方も少なくありません。 更年期は、心身共に、さまざまな不調が出やすい時期。 もし、「心の不調」が強く出ているなら、知らず知らずの間に、「無理な生き方」をしてきたことも、きっと一因にあるはずです。 「心の不調」を根本的に改善するには、これまでの「考え方」や「生き方」を見直すべき時期。その一助となる方法を、ご紹介していきましょう。
ネガティブな口癖の人には近づかない!言葉の伝染力を防止する方法と体験談
どんな言葉にも、何らかの「感情を引き起こす力」があります。 それだけに、「使う言葉」はとても大切。 心の不調を感じている方にとっては、とくに影響が大きいので注意が必要です。 (詳しくは→心の不調は「使う言葉」で改善可能?!負の感情を小さくする2つのコツ) とくに、「マイナス感情を引き起こす言葉」は、耳にするだけでも、心をネガティブに変えてしまいます。 もし、周囲に「ネガティブな口癖がある人」がいるなら、一刻も早く離れること。 それが難しいなら、聞いてしまった瞬間に、できるだけ早くケアする必要があります。 ここでは、その理由と方法について、ご紹介していきましょう。
大切なのは「今この瞬間」!未来に集中する意識が不安感を増幅させる!?
更年期になると、「心の不調」を感じる女性が増加します。 これも、「自律神経が乱れやすい時期」の特徴のひとつですが、この時期に、何らかのストレスを抱えていると、うつ病や不安症、パニック障害にまで発展してしまうケースも少なくありません。 この場合に共通しているのは、「どうしようもない不安」です。 ずっとこのままだったら、どうしよう? なぜ、こうなってしまったんだろう? この思いが、心の中に生まれると、まずます憂うつになり、毎日がつらくて仕方がなくなってしまいます。 この「不安感を乗り越える」には、どうしたらよいのでしょうか? ここでは、その不安をやわらげるために、役立つお話をご紹介していきましょう。
「力を抜く感覚」を覚えると心も楽になる!?体から心の不調を改善する方法
「心の不調」がある人ほど、実は、体全体もガチガチになります。 その理由は、「自律神経」にあります。 「自律神経」は、心身をコントロールする重要な神経ですが、「心と体をつなぐ役割」がある神経です。つまり、どちらか一方の状態が悪いと、もう一方もひきずられて、調子が悪くなります。 そのため、「心の不調」を改善するには、まずは、「体をゆるめること」。 ポイントになるのは、「力を抜く感覚」を味わうことです。 ここでは、心の不調を改善するための「体のゆるめ方」をご紹介していきましょう。
不安感を小さくするために試したい!1日1分から始める「口癖練習法」
どうして、こうなってしまったのだろう? この先、どうなってしまうのだろう? 「うつ病」になると、「過去」や「未来」のことを、ついつい考えてしまいます。 「考えても仕方がない」とはわかっていても、どうしても、この思考から離れることができません。こうして、「不安感」が増幅して、ますますドツボにはまってしまいます。 これを改善するには、心の中にある「不安を感じる自分」を、できるだけ小さくしていくしかありません。 そこで、キーになるのが、「いまこの瞬間に意識を集中させること」。 詳しくご紹介していきましょう。
うつの不安感を小さくするには?キーワードは「ゆっくり動作&1つに集中」
うつ病になると、常に、さまざまな不安に、意識がとらわれてしまいます。 何かをしていても、意識が過去にいったり、未来にいったり。 「いま、目の前のこと」に、集中することが、とても難しくなってしまいます。 これを改善するには、「今、目の前のこと」に集中すること。 これを実践するためには、「日常生活をゆっくり、ゆっくり行うこと」が、解決の糸口になる可能性があります。詳しく、ご紹介していきましょう。
更年期のうつ気分改善に!自分を肯定→心を開放する「ほめ日記」のススメ
とにかく、毎日が憂うつで仕方ない。 何もやる気がおきない。 更年期になると増加する、「うつうつ感」。 こんな「心の不調」に悩まされている方に、おすすめなのが「ほめ日記」です。 「ほめ日記」とは、その名の通り、「自分で、自分をほめる日記」。 「どうしても、自分自身を否定」してしまいがちになる、この時期。 あえて「自分をほめる」ことで、心のうつうつを改善できる可能性があります。 ここでは、「ほめ日記」が有効な理由と、活用方法について、ご紹介していきましょう。

TOP 基礎知識 治療法いろいろ 更年期うつ 更年期の体験記 サプリ図鑑