更年期の症状|うつ・不安症|「気持ちが沈む」「泣きたくなる」

更年期に起こりやすい「不安・うつ」の症状

「最近、落ち込むことが多い」
「気持ちが、晴れることがない」
「不安な気持ちを、抑えられない」
「毎日が、憂鬱」

 

特別な理由がなくても、落ち込んだり、沈み込むことが多くなるのも、更年期に起こる症状のひとつです。この状態に、強いストレスが加わったり、トラブルが起こったりすると、「うつ病」の症状や「不安症」の症状が出てしまいます。

 

更年期になると、女性ホルモン(エストロゲン)が、急激に減少していきます。いつも、自律神経が緊張していることから、ちょっとしたストレスでも、気持ちの落ち込みを抑えることができなくなります。

 

ちょうど、人生の半ばに差し掛かり、「このままでいいんだろうか?」「この先が、不安…」と、感じてしまうのも、この頃。悩みごとが多くなると、本格的に、うつ病や不安症を引き起こしかねません。


不安やうつが出てきたら、どうしららいいの?!

できるだけ、ストレスをため込まない

 

仕事や家庭での悩み事は、できるだけため込まないようにする必要があります。

 

・悩み事を、誰かに聞いてもらう。
・気分が変わることをする。
・好きなことに、熱中する。

 

悩み事にとらわれないようにすることは、気持ちの落ち込みを防ぐ上でとても大切です。仕事や家事が、もし忙しすぎると感じていたら、ペースダウンすることも必要。

 

とくに、責任感が強い方ほど、どんどん自分を追い詰めてしまう傾向があります。こういった状況は、症状を悪化させる大きな原因になります。

 

「なにごとも、ほどほどに」。「なるように、なる」と、楽観的にものごとをとらえることも、症状緩和に役立ちます。これには、周囲の理解も必要ですので、「調子の悪いときは無理をしなくてすむように周囲に働きかけることも、ときには必要と考えましょう。

 

太陽の光を浴びること。

 

うつや不安な症状は、「セロトニン」が不足していることが、原因です。

 

セロトニンは、「幸せな気持ち」を感じさせる、脳内の神経伝達物質です。「不安な気持ち」や「うつ」を改善させるために、とても重要な役割を果たします。

 

この、セロトニンを出す材料ともなるのが、太陽の光。セロトニンは、太陽が出ている午前中に、多く分泌される特徴があります。太陽の光を浴びることで、人間の生体反応から、セロトニンを分泌させてくれます。

リズミカルな運動をすること。

 

幸福感を得るために、重要な役割を果たす、「セロトニン」。ウオーキングや階段の昇り降りなど、ある一定のリズムを保つ運動をすると、脳内からセロトニンが出やすくなります。

 

熊本市にある、「ヘルスアートクリニックくまもと」で、うつの治療に「お手玉」を治療に取りいれているお話が、よくテレビなどで紹介されています。

 

「もし、もし亀よ〜、カメさんよ〜」と歌いながら、手を動かすリズミカルな運動が、セロトニンの働きを活性化させてくれます。

 

セロトニンの材料となる食べ物を多く摂ること

 

セロトニンは、食べ物から摂取する材料が必要な物質です。この、セロトニンを作るために、必要な栄養素が、「トリプトファン」と「ビタミンB6」。

 

トリプトファンは、アミノ酸の一種で、赤身の魚や肉類、乳製品に多く含まれています。また、ビタミンB6は、レバーやマグロ、カツオなどに多く含まれています。

 

トリプトファンが多く含まれている食べ物

 

カツオ、マグロの赤身、牛肉の赤身、牛肉や豚肉のレバー、チーズ

 

ビタミンB6が多く含まれている食べ物

 

にんにく、まぐろ、酒粕、牛肉のレバー、とうがらし、ピスタチオ、ゴマなど。

 

体を冷やさない、できるだけ温めること

 

うつや不安症のような症状が出ているとき、体温は低くなる特徴があります。この状態を、緩和するためには、できるだけ、体を冷やさないこと。

 

・冷たい飲み物や食べ物を、過度に摂取しない。
・湯船にゆっくりつかって、体を温める。
・冬場は、カイロなどを使って、とくに冷えやすい下半身を温める。

 

こういった工夫で、体温が下がりすぎないように心がけてみてください。

 

アロマで心を癒す

 

アロマの香りにも、不安や落ち込みをやわらげる効果があります。

 

●ラベンダー
心を、リラックスさせ、安眠効果を高めてくれます。なじみやすい香りなので、初心者にも、おすすめです。他のオイルとも、なじみやすいので、ラベンダーをベースに、自分好みの精油をする際にも、おすすめです。

 

●ベルガモット
心が晴れないとき、落ち込みが深いときに、おすすめの香りです。紅茶のアールグレイの香りづけに、使用されているオイルで、柑橘系の香りが好みの方に、おすすめです。

 

●ジャスミン
エジプトの女王・クレオパトラが愛した香としても有名なジャスミン。甘い香りが、心に湧き上がる不安をやわらげてくれます。

 

更年期のうつの対処法はこちらもでまとめています。ご参照ください。→更年期うつの対処法

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