ストレス解消のカギは「内なる自分」?インナーチャイルドと向き合うコツ

ストレス解消のカギは「内なる自分」?!インナーチャイルドと向き合うコツ

頭で「こうしなきゃ!」と思うものの、心の中では「イヤだ!」と叫んでいる。

 

何となく、「自分の中に、もうひとりの自分がいる」ような気がしたことは、ありませんか?

 

「表に出ている自分」は、大人で聞き分けのいい人。でも、「心の中の自分」は、わがままで泣き虫で、傷つきやすい人。

 

まるで、「大人な自分」と「子供の自分」が同居しているかのよう…。言うことを聴いてくれない「子供の自分」は、「インナーチャイルド」と呼ばれる存在です。

 

ストレスを感じる人の多くは、この2人の自分との折り合いがうまくいっていないケースがほとんど。ストレスに負けない自分を作るためには、このインナーチャイルドとうまくつきあう必要があります。
ここでは、「インナーチャイルド」のお話について、ご紹介していきましょう。


「インナーチャイルド」って、何なの?

「インナーチャイルド」は、別名「内なる子供」と呼ばれる存在です。

 

わかりやすく説明すると、ご自身の子供のころの経験や感情のこと。これが、ずいぶん大人になってからも、心の奥底に存在して、心に大きな影響をもたらします。

 

その大半は、子供のころにあった、つらい経験がベースになっています。ある意味、「トラウマ」とも呼べるものです。

 

例えば、「親に怒られてばかりいた」「兄弟と比較されて育った」という経験は、知らず知らずの間に、「自分は認められていない子供」「愛されていない子供」という感情が蓄積されています。

 

これは、大人になっても心の奥底に残っていて、「自分はダメな人間」「価値がない人間」というトラウマとして残ります。

 

この感情は、普段はあまり表に出ませんが、何か大きなストレスを受けると、自分の中のもうひとりの自分となって、表に出てきてしまいます。

 

「やっぱり、私はダメだ」「何をやってもうまくいかない」。
この「内なる子供」が出てくると、だんだん「心の調子が悪くなってしまう」ことも少なくありません。更年期になって、心の不調に陥りやすくなると、このもう一人の自分が顔を出すようになります。


不調緩和のカギは、「もう一人の自分を大切にすること」

この「もう一人の自分」は、子供の頃に満たされなかった「ご自身の心」です。

 

大人になって、「人に合わせて生きる」、「こうしなきゃダメだ」と思うことが増えてくると、子供のころに抑圧されていた感情が、噴き出してきます。

 

これが、「自分には価値がない」「自分は存在意義がない」というトラウマとなって、いまのご自身を苦しめてしまいます。

 

大人の自分は、真面目で聞き分けがよくて、人に合わせる自分。でも、子供の自分は、ちょっとワガママで、お茶目で、限りなく自然体の自分でもあります。

 

不調緩和のカギは、「大人の自分と子供の自分が仲良くなること」。自分の中にある「インナーチャイルド」を大切にしてあげることで、昔のトラウマから逃れることができます。


ストレスがたまるのは「こうあるべき」という枠

心がつらくなるほど「ストレスをためこむ方」のほとんどは、「こうあるべき」という枠にとらわれやすくなっています。

 

「こうあるべき枠」は、「大人の自分」です。本当はやりたくないけれど、「こうあるべき」だから、頑張る。これを続けていくと、調子が悪くなるのも当然です。

 

うつ症状などに陥る人は、こうあるべきと思う「大人の自分」と、「本当はやりたくない」と叫んでいる「子供の自分」との間で苦しんでしまいます。

 

これを解決するのは、「子供の自分を解放してあげる」こと。こうあるべき枠を取り外すことで、心がスッと楽になりやすくなります。


子供の自分を大切にする方法とは?

大人の自分と、子供の自分。2人を仲良くさせるには、どうしたらよいのでしょうか?

 

最も、簡単で効果的な方法は、「子供の自分に話かけること」「愛してあげること」です。

 

インナーチャイルドと仲良くする方法

 

まずは、自分の中に3歳児の自分がいると、想像してみましょう。その子に向かって、「○○ちゃん、大好き!」と声に出して、呼びかけるのです。

 

例えば、名前が幸子ちゃんだとしましょう。目を閉じて、子供のころの自分を想像して、「さっちゃん、大〜好き!」と話しかけます。本当に、心から慈しむように呼び掛けるのがコツです。これを、毎日5〜6回繰り返してみましょう。

 

これを続けていると、子供のころに「愛されていない」「認められていない」と感じていた心が、少しずつ癒されていきます。こうすると、自分の中の「子供の自分」を認めることができるようになって、大人の自分との溝が埋まっていきます。

 


子供の自分がイヤだと思うことが、ストレスの正体

子供の自分に話かけるようになると、「その子がイヤだと思うこと」が分かるようになってきます。その「イヤ」と思うことが、「ストレス」の正体です。

 

その子がイヤだということは、できるだけやらない。とにかく、無理をしない。こうしていくと、だんだん「自分にやさしく」なっていきます。

 

もう一人の自分を大切にしてあげられるのは、自分しかいない。「大好き!」と、頭を撫でてあげられるのも、ご自身だけ。

 

泣いている子供に、「泣くな!」としかりつけても、泣き止みません。

 

やさしく頭を撫でて、「大好き!愛してる」と呼び掛けてあげること。「自分にやさしくなれること」が、ストレスを受け流し、不調を緩和させる上で、何よりも大切だということは言うまでもありません。

 

こんな方法もある?!内なる子供と向き合う「ヒフノテラピー」

 

ヒフノテラピーという催眠療法も、このインナーチャイルドを癒す手法のひとつです。自分では気づいていない、潜在意識(インナーチャイルド)に働きかけて、心のわだかまりを溶かすこともできます。自分だけのチカラで癒す自信がないときは、ヒフノテラピーを受けてみるのも、ひとつの手法です。

 


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