入浴方法を変えるだけ!「ゆったり入浴」がストレス緩和に役立つ理由

更年期のストレス防止に効く!「ゆったり入浴」のすすめ

更年期のさまざまな不調は、ストレスがたまると悪化します。

 

その理由は、女性ホルモンが減少して、「自律神経」が乱れるため。自律神経が乱れると、体調面はもちろん、精神的にも不安定になってしまいます。

 

そもそも、「自律神経」とは、昼間に働く「交感神経」と、夜に働く「副交感神経」から成り立っています。どちらも必要な神経ですが、更年期の女性は「交感神経」の方が優位に立つ傾向が強く、心身共に疲れやすくなってしまいます。

 

更年期に必要なのは、「副交感神経」を活性化させて、リラックスした状態を作り出すこと。これが、不調改善の大きなカギを握っています。

 

副交感神経を働かせるカンタンな方法は、「お風呂にゆっくり入ること」。
「たったこれだけ?」と思われるかもしれませんが、ゆったり入浴することは、思っている以上に「リラックス効果」が高いのです。

 

ここでは、ストレス防止&更年期不調を緩和させる入浴法について、詳しくご紹介していきましょう。


体を温めると「副交感神経」が優位に!自律神経が整います

副交感神経は、心と身体をリラックスさせる大きな役割があります。この神経を稼働させるためには、とにかく「体を温めること」。

 

体が温まり、血行がよくなると、体内では「副交感神経」が優位に働き始めます。

 

誰しも、体の芯からポカポカしていると、眠くなったり、寝つきがよくなる経験がありますよね。

 

体が温まると、体の冷えを取るだけではなく、精神面でも「リラックス」した状態を生み出し、ストレスを軽減する大きな効能があります。


更年期症状を軽減する!身体を温める入浴法

体を芯から温めるには、入浴方法を変えることが、一番の近道です。体の冷えを自覚する冬だけではなく、血行のよい体を作るためにも、年中通して、取り組んでいきましょう。

 

ぬるめのお湯に、15分〜30分つかりましょう!

 

体を芯から温める最適温度は、38〜40℃。体の中まで温めようと思うと、最低でも15分はかかります。

 

そのため、あまり熱いお湯に入ると、長い時間入り続けるのが難しくなり体の表面しか温まりません。しかも、体の表面だけ温めると、交感神経の方が優位に働いてしまいますので、絶対に避けましょう。

 

少しぬるいと感じるくらいの温度のお湯に、最低でも15分はつかること。入る時間は、長くても30分以内が最適です。

 

もっとも効果的なのは「半身浴」!下半身を温めよう!

 

体を芯から温めるには、半身浴が一番! おへその上くらいの高さのお湯にじっくりつかると、下半身が温まり、温まった血液が上半身に回り始めます。

 

半身浴は、約10〜15分続けると、徐々に上半身に汗が出てきます。これは、血行がよくなっている証拠。じんわり汗をかき始めくらいを目安に、トライするのがコツです。

 

ただ、寒い季節は、お風呂の室温が低いので、体の表面をまずは温めるほうが、血行がよくなります。まずは全身入浴を5分ほど行ってから、半身浴に移りましょう。

 

香りをプラスするとリラックス効果が高まる!

 

入浴の際は、アロマオイルなどの香りを加えると、リラックス効果が高まります。

 

アロマは、「西洋の漢方」とも呼ばれ、香りで体の不調を整える処方として、古くから活用されてきた治療方法のひとつです。

 

ラベンダーやカモミールの香りは、「副交感神経」を優位に働かせるので、とくにおすすめです。不眠症の方にも、効果がある香りですので、ぜひトライしてみましょう。

 

また、手軽に使える入浴剤として、みかんの皮をお風呂に入れるのもおすすめです。みかんの皮には、リモネンという成分が含まれていて、血行をよくする働きがあります。

 

みかんを食べ終えた後に、少し日干しして使うのがおすすめです。みかんの皮は、乾燥させると、有効成分リモネンが凝縮されます。乾かしたみかんの皮は、ガーゼなどに包んで、湯船に入れると効果的です。

 

温泉もおすすめ!身体を癒す温泉治療はいかが?

日本には、古くから「温泉」で身体の不調を整える「湯治(とうじ)」という習慣があります。

 

「湯治」とは、温泉にに含まれている天然成分で、身体のさまざまな疾患を改善する方法です。ここでは、更年期の諸症状に効く温質を、ご紹介しましょう。

 

塩化物泉⇒冷え症に効き、慢性的な婦人系疾患を改善する!

 

ナトリウム(塩分)が多く含まれた温泉です。自然にわき出ている温泉としては、日本で一番多いタイプの温泉です。

 

塩化物泉に含まれている塩分が、皮脂やタンパク質と合体して、皮膚の上に膜のようなものを作るため、肌を保湿して身体から熱を逃しません。

 

そのため、冷え性を改善する効果が高く、リラックス効果も絶大。更年期特有の自律神経の崩れを癒してくれます。

 

含鉄泉⇒慢性的な婦人系疾患に効く!

 

茶褐色の赤味のある温泉で、鉄分が多く含まれています。皮膚から鉄分を吸収するわけではありませんが、鉄分は、熱の伝達力が強く、身体を温める効果が高いのが特徴です。

 

「子宮」系の慢性疾患や生理不順などに効果があります。

 

 


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