更年期の老化@|人はなぜ老化するの?まずは知っておきたい老化のしくみ

人はなぜ老化するの?まずは知っておきたい「老化のしくみ」

更年期は、心や体の不調を感じるのと同時に、「老化」をリアルに感じる時期でもあります。

 

不調を感じ始めると、女性ホルモンの恩恵に今さらながら気づきますが、老化から守ってくれていたのも、実は「女性ホルモン」のおかげ。

 

お肌のハリがあったのも、シワが少なかったのも、女性ホルモン「エストロゲン」の力があったから。その上、男性に比べて生活習慣病にかかりにくかったのも、この女性ホルモン「エストロゲン」の恩恵だったのです。

 

女性ホルモンの恩恵がなくなる更年期は、本気で「老化対策」を始めるべき時期です。ここでは、「本気の老化対策」を始める前に、まずは知っておきたい「老化の基礎知識」について、詳しくご紹介しておきましょう。


老化の原因は「体のサビ」?!

老化は、「体のサビが原因」っていうお話を聴いたことはありませんか?

 

これは、体内で発生する大量の酸素が増加して、体内細胞を「酸化=老化」させてしまうというもの。老化原因と考えられているものは諸説ありますが、いま最も有力視されているのが、この「活性酸素」説なのです。

 

「活性酸素」とは、カンタンにいうと、体内で発生する有毒な酸素のこと。これが体内で増えると、体内細胞を攻撃して「細胞を酸化」させてしまいます。

 

「酸化」というのは、「サビ」と同じ。
鉄が風雨にさらされると、茶色く変色してボロボロに崩れたり、皮をむいたリンゴを放置しておくと茶色くなるのと全く同じ仕組みです。体内で大量発生した酸素が細胞を攻撃し続けると、やがて、全身がボロボロになり劣化していきます。これが「老化」というワケです。


体がさびると起こる、あんなことやこんなこと

活性酸素が増えると、体内でどんなことが起こるのでしょうか? もっとわかりやすくご紹介しておくと、こんな感じになります。

 

体内で起こる「酸化」の流れ

活性酸素が増加

酸化しやすい「悪玉コレステロール」や「中性脂肪」が酸化する

酸化したものが、血管のあちこちにこびりつく

血流が悪くなり、血管も硬化してもろくなる(動脈硬化)

心臓病や脳卒中

 

体内が酸化することで、一番影響を受けるのは「血管」です。

「老化は血管から始まる」といわれるのは、血管の酸化が全ての老化の始まりだからです。

 

また、体内の酸化は「骨」にも大きな影響を与えます。
この活性酸素は血液だけではなく「骨も酸化」させてしまいますから、急に足腰が弱くなったり、関節痛が起こりやすくなるのも、この酸化が原因です。

 

年をとると、ほとんどの方の場合、身長が縮んでしまいますが、これも骨が「酸化=老化」している現れです。放置しておくと、骨がスカスカになる「骨粗しょう症」になり、骨折しやすくなります。老年期の骨折は治りにくく、そのまま寝たきりになって痴呆症を併発することも少なくありません。

 

骨の酸化のしくみ

活性酸素が増加する

骨の酸化(さび)が始まり、骨密度が低くなる

骨がスカスカになる(骨粗しょう症)

骨折しやすくなる

歩行困難、寝たきり、痴ほう症の遠因にも!

 

いま大事なのは「健康寿命を延ばす」老化対策

 

目の前に迫った老年期。平均寿命は80歳を超えていますが、いつまで健康でいられるのかは、人生設計の上でとても大切ですよね。「病気がちな晩年」を過ごすよりも、できるだけ「健康に長生き」したいものです。いま注目されているのは、「健康寿命」です。いくつまで、自分の意思で自由に考え、動きまわれるのかで、老年期の過ごし方そのものが変わってきます。老化対策は、見た目の対策ではなく、健康寿命を延ばす対策です。「更年期で苦しんでしまったからこそ、老年期で苦労したくない」。これから始まる第2の人生は、まさに今からやる老化防止対策にかかっているといっても過言ではありません。
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40代から始めないとダメ!知っておくべき「認知症の原因と防止策」
今や、全国で200万人もの患者がいるといわれる、認知症。 これは、「高齢者の10人に1人は認知症」というほどの数!  しかも、「年々増加の一途」といいますから、決して他人事ではありません。 「認知症」で多いのは、「脳血管性認知症」と「アルツハイマー型認知症」です。 これらの認知症は、脳内にたまる「異常なたんぱく質」が、長い年月をかけて蓄積されることが原因! しかも、これは、「45歳ごろからたまり始める」というから、驚きです。 つまり、更年期の、まさに今。この蓄積が始まっているかもしれません。 この「異常なたんぱく質」とは、一体どんなものなのでしょうか? これを防ぐ方法とは? 詳しく解説していきましょう。
更年期からの老化防止|ぽっこりお腹は姿勢が原因?その理由と対策
更年期になると、なぜか増加する「ぽっこりお腹」。 こうなってしまうと、「体型から老けてみえる」のが悩みのタネですよね。 「お腹が出るのは年のせい」と思いがちですが、もし「体重はほとんど変わっていないのに、お腹が出てきた!」のなら、それは加齢が原因ではないかもしれません。 実は、こういったケースのほとんどの理由は、長年の姿勢の悪さが原因。 「背骨」が歪んで、お腹が出てしまうケースがとても多いのです。 ここでは、ぽっこりお腹の真の原因と、対策法について、ご紹介していきましょう。
更年期からの病気予防|ひざ痛、腰痛、肩こり!慢性痛の原因と対策
加齢と共に、長引く痛み。1か月以上痛みが続く症状を、「慢性痛」といいます。 関節痛やひざ痛、肩こり、腰痛、頭痛など。 こういった痛みを伴う慢性痛は、実にさまざま。 「老年期」になると、こういった悩みは増えてゆくものですが、「年だから」とあきらめたくないのが本音ではないでしょうか。 そこで、知っておきたいのが「痛みが続くメカニズム」。 「慢性痛」が起こる原因を知っておけば、対処しやすくなるものです。 ここでは、その仕組みと対策について、ご紹介していきましょう。
「性格」でかかりやすい病気がわかる?!短気だと心臓病、我慢強いとがん?
人それぞれ、「性格」は違うものですよね。 短気な人もいれば、忍耐強い人もいたり。 人前に出るのが大好きな人もいれば、そうではない人もいます。 「性格」は、「持って生まれた気質」や、「育った環境」、「価値観」で出来上がるといいますが、実は、「性格」と「かかる病気」には、少なからぬ「相関関係」があるといいます。 つまり、「性格の違い」で、かかりやすい病気も予測可能。 それを知っておけば、ある程度予防することも、できるかもしれません。 ここでは、「性格別のかかりやすい病気」について、ご紹介していきましょう。

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