更年期に効くヨガ|月経時のトラブルに!心の安定効果も高い「胎児のポーズ」

月経時のトラブルに!心の安定効果も高い「胎児のポーズ」

月経時は、体調はもちろん、心も不安定になりがちです。とくに、更年期の月経は、量が多くなったり少なくなったり。サイクルも乱れがちになりますから、余計に心身の負担が大きくなります。

 

こんなときにおすすめなのが、「胎児のポーズ」です。別名「パヴァナムクタ・アーサナ」と呼ばれ、「パヴァナ」=「清らかな」、「ムクタ」=「解放される」という意味があります。

 

これは、赤ちゃんのような無垢な状態に戻るという意味合いです。

 

ポーズの形は、まるで赤ちゃんが、お母さんのお腹の中にいるときのようなスタイル。

 

安らかで、あたたかな羊水の中にいるような感覚になり、心を落ち着かせて、全身の緊張をときほぐします。月経時の経血トラブルなどにも、効果があるほか、胃腸の調子も整えます。

 

「胎児のポーズ」で期待できる効能
心と体すべてをリラックスさせる、月経時のトラブル緩和、腰痛の緩和、便秘の解消、胃腸の調子を整える

 


「胎児のポーズ」(パヴァナムクタ・アーサナ)のやり方

頭の中で、お母さんのお腹の中にいる様子を思い浮かべながら、トライしてみましょう。

 

@仰向けに寝て、手は腰の左右に置きます。手のひらは床につけましょう。
A鼻で息を吸いながら、両膝を胸のほうに引き寄せます。
B今度は、上体を少し起こして、両腕でひざをかかえます。このまま、ゆっくり呼吸をしながら、ポーズをキープします。
C元の位置に戻ります。

 

YOU TUBEで見てみましょう。

 

 

ポイント
・体が硬い場合は、手のひらで両膝をかかえて、できるところまででOK。
・なるべく、お尻の後ろが床についたままになるようにしましょう。
・ポーズとポーズの間の、休憩ポーズとしても活用できます。

 

 

 

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