更年期に効くヨガ|心の調子を整え、体も元気になる「太陽礼拝のポーズ」

心身の調子を整え、生命パワーを得る「太陽礼拝のポーズ」

ヨガの発祥地・インドで、古くからあがめられてきたのが「太陽」です。

 

「太陽」は生命エネルギーの源。この「太陽」に、感謝と祈りをささげるポーズが、「太陽礼拝のポーズ」です。

 

別名「スーリヤ・ナマスカーラ」と呼ばれ、「スーリヤ」=「太陽」、「ナマスカーラ」=「礼拝」という意味があります。

 

「太陽礼拝のポーズ」では、12種類ものアーサナ(ポーズ)を組み合わせたポージングを行います。いわば、すべての基本ともいえるヨガでもあります。

 

一連の動きで、全身の血行を高め、自律神経を整え、生きる活力源になるパワーを頂くことができます。

 

「太陽礼拝のポーズ」で期待できる効能全身の血流促進、冷え性解消、腰痛・肩こりの改善、自律神経を整える、ホルモンバランスを整える、内臓器官の活性化、心の調子を整える


「太陽礼拝のポーズ」(スーリヤ・ナマスカーラ)のやり方

太陽礼拝のポーズは、太陽が出たばかりの朝(午前中)に行うと効果的です。

 

@合掌

両足をそろえて立ち、胸の前で合掌します。

 

A太陽を仰ぐ

鼻で息を吸い込みながら、両手を頭の上に伸ばします。

 

B太陽に一礼

今度は息を吐きながら、両手を伸ばしたまま、上体を前屈し、両足の横に、手を置きます。(手が届かない方は、若干膝を曲げてもOK ※写真は左右の足を開いていますが、できる方は両足をそろえましょう。)

 

C再度、太陽を仰ぐ

両手を床につけたまま、後ろへ大きく右足を引きます。

この際、右足のつま先を立てるようにします。視線は、太陽を仰ぎます。

 

D再度、太陽におじぎする

両手を床につけたまま、左足も後ろに引いて、右足と揃えます。

足を軽く開いて、息を吐きながら、お尻を高く上げます。横から見ると、ちょうど三角形になる形です。

 

E太陽にかしずく

両手を床につけたまま、息を吐きながら、両膝を床につけます。

脇をしめたまま、肘を曲げて、胸とあごを床につけましょう。

 

F太陽を仰ぎ見る

両手をついたまま、両肘を伸ばして、上体をそらします。

 

G再度、太陽におじぎする

両手をついたまま、また、お尻を上にあげて、床に対して三角形の形になります。

 

H太陽を仰ぐ

両手を床につけたまま、右足を一歩前に踏み出して、左足のつま先を立てます。視線は、上へ。太陽を仰ぎます。

 

I太陽にかしずく

左足を右足につけて、まっすぐ立ち、上体を前屈します。

※写真は左右の足を開いていますが、できる方は両足をそろえましょう。

 

J太陽を仰ぐ

ゆっくりと上体を起こして、両手を頭の上にあげます。

 

K太陽に合掌する

背筋をまっすぐにして立ち、胸の前で合掌します。

 

 

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ビクラムヨガ

動画で見てみましょう!

写真付きでご紹介した方法は、比較的簡単な方法です。

 

アレンジが少し異なる、さまざまな「太陽礼拝のポーズ」がYOU TUBEで公開されています。どれも参考になりますので、あわせてごらんください。

 

★比較的、オーソドックスな方法です。

 

 

 

★少し難易度が上がります。

 

 

★かなり簡単な方法です。

 

 

ポイント

・この12の流れを、無理のない範囲で繰り返しましょう。
・ひとつひとつのポーズも、痛みを感じない程度にアレンジしても構いません。
・体がほぐれてくると、徐々にポーズが決まるようになってきます。
・「太陽のエネルギーを頂く」ような光景をイメージしながらやるとうまくいきます。

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