更年期に効くヨガ|落ち込み・憂うつ感に効く!「ダウンドックのポーズ」
「何かあると、必要以上に落ち込んでしまう」。「毎日が憂うつでたまらない」。
更年期に起こりやすい「落ち込み症状」には、背中をぐ〜〜ん!と伸ばす「ダウンドックのポーズ」がおすすめです。
気持ちが落ち込んでいる方のほとんどは、「自律神経」が休まらず、体中の筋肉がこわばっています。これは、筋肉を緊張させる「交感神経」ばかりが働いている状態で、一向に心も休まりません。この状態を改善するには、「副交感神経」の方を優位にする必要があります。
そこで活用できるのが、ダウンドックのポーズです。別名「アド・ムカ・シュヴァナーサナ」と呼ばれるポーズで、背中や肩甲骨、肩の筋肉を伸ばして、緊張を緩める効果があります。この筋肉がゆるまると、副交感神経の方が優位になりやすくなります。「なかなか寝つけない」ときにも、役立ちます。
「ダウンドックのポーズ」で期待できる効能
ストレス緩和、憂うつ感の緩和、不眠解消、倦怠感の緩和、消化不良の改善、頭痛緩和
「ダウンドックのポーズ」(アド・ムカ・シュヴァナーサナ)のやり方
正座から始まるポージングです。できるだけ、心を落ち着かせて床に座り、呼吸を整えてから始めましょう。
@まず、正座になり、呼吸を整えます。
A続いて、息をゆっくり吐きだしながら、前屈します。
※両手は出来るだけ前に伸ばし、首の後ろも長く伸ばします。このAは子供のポーズと同じです)
B手を床につけたまま、両脚をピンと伸ばして、お尻を持ち上げます。
息を吐きながら、持ち上げるのがポイントです。両手は、肩幅よりも少し開いて行いましょう。
Cこの状態を、5呼吸分ほどキープします。
D息を吐きながら、ゆっくり元の正座に戻ります。
これを、何度か繰り返すと、筋肉も心も整いやすくなります。
では、YOU TUBEで見てみましょう。
ポイント
・手の指を大きく開げましょう。
・背筋と足は、できるだけまっすぐ伸ばすこと。
・キメポーズの際に、三角形の形になっているのが理想です。
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