心の状態は自然環境でも変わる!? ストレスに注意すべき「季節と天気」とは?
ご自身が、ストレスを感じるのは、どんなときでしょうか?
「嫌いな上司と関わるとき」。
「子供がいうことを聞かないとき」。
「家事や仕事が忙しいとき」。
こういった「人間関係」が、主に「ストレスを感じる」瞬間かもしれません。
でも、ご自身が感じる「ストレス」は、こういった「人との関わり」の中だけで、生まれるものではありません。
実は、人間は、「天気」や「気圧」、「季節」や「気温」といった「自然環境」にも、大きな影響を受けています。
「これといった理由はないのに、イライラする」「何となく気分が落ち込む」。こんな状態になるのは、「自然界の影響」が原因かもしれません。
ここでは、「自然環境」によって変わる「心の状態」について、ご紹介していきましょう。
「心の状態」は「自然環境」で変動する!?
「ウミガメが卵を産みにくるのは、満月の夜」。これは、意外とよく聴くお話ですが、実は、人間も同じ。
「満月や新月の夜には、お産がどっと増える」という助産婦さんは、実に多いのです。
これは、「月の引力」が、生き物に「何らかの影響を与えている」というのが通説です。
これと同じように、天気や気圧、季節や気温、湿度によっても、生き物のカラダの中では、さまざまな変化が起こっています。
安保徹教授の「自然環境と自律神経」のお話
この「自然環境と体の関係」を説いているのは、免疫療法で有名な、安保徹教授(新潟大学大学院医学部教授)です。
安保徹教授の著書「疲れない心をつくる免疫力―いつまでも「楽しく元気に生きる」習慣 (知的生きかた文庫)」(三笠書房)の中で、紹介されているのが、「自律神経と自然環境の関係」です。
「自律神経」は1日のリズムだけではなく、季節や気圧、気温などによっても揺れ動いています。自然環境の変化で、自律神経が揺れ動くとき、私たちの心も一緒に揺れ動きます。」
※疲れない心をつくる免疫力より引用
つまり、周囲の環境によって、「心の調子も変わる」ということ。わかりやすい例でいうと、こんな感じです。
天気による気分の変化
天気がいい日 ⇒ 気分がいい、活動的な気分
雨の日 ⇒ 何となく憂うつ、のんびりしたい気分
これは、お天気が「自律神経」に影響を与えている事例です。
自律神経は、心と体をつなぐ重要な神経です。更年期の不調のほとんどは、自律神経が「交感神経」にかたよるとひどくなります。
つまり、更年期の女性にとっては、天気によって体調もこう変わります。
天気による体調の変化
天気がいい日 ⇒ 交感神経が優位、不調が起こりやすい
雨の日 ⇒ 副交感神経が優位、不調が出にくい
「人間のカラダ」は、自分の感情だけではなく、「周囲の環境」によっても変動しますが、「心の変化」がこれを根底から覆します。その最大の原因が、「ストレス」です。
ストレスを受けると、まずい時期はいつ?
「副交感神経が優位な時期」のストレスは大問題に!
ストレスを受けたとき、自律神経は「交感神経」が優位になります。
そう考えると、「交感神経が優位なときのほうが、ストレスを受けやすいのか?」と考えがちですが、実は、そうでもありません。
「ストレス」が問題なのは、「交感神経を緊張させ続けること」。つまり、「副交感神経への入れ替わりが難しくなること」が、問題なのです。
「交感神経」が優位なときに、ストレスを受けると、余計に緊張状態はひどくなりますが、そのあと、気持ちが切り替われば、交感神経の緊張はほぐれます。
自律神経は、同時に2つの神経は動きません。つまり、「副交感神経」がきちんと働く時間帯が、とても大事。「副交感神経」が優位なときは、ゆったりリラックスして、心と体を休めるべき時期です。
休むべき時に、強いストレスを受けたり、引きずり続けると、揺り戻しが大きくなり、そのストレスはとても大きなものになってしまいます。
「副交感神経が優位なとき」は注意が必要!
雨や曇りで、「何となく憂うつになる」のは、心と体に「休みなさい」というサインが出ている証拠です。それなのに、「家事も仕事も頑張らなきゃ!」と思うと、休むべきときに、「交感神経」が作動してしまいます。
ベースが「副交感神経優位な時期」に無理をすると、ストレスが大きくなるのは、それが理由です。寝た子を起こすと、いつまでもぐずって大変なのと同じです。
「副交感神経」が作動しているときは、「頑張りすぎないこと」。この時期を知っておくと、「ストレスを受けないように対処する」ことも可能になります。
副交感神経が優位な時期
日動リズム ⇒ 夜
季節のリズム⇒ 夏
天気のリズム⇒ 曇り、雨
気圧のリズム ⇒ 低気圧が通過するとき
湿度のリズム ⇒ 湿度が高いとき
※交感神経が優位な時期は、上記と反対の時期です。
「自然界の摂理」と共存すると楽になる
心や体の調子が変わることを受け入れる
少しスピリチュアルな感じを受けるかもしれませんが、「人間は大自然の一部」。自然界のゆさぶりが、今も私たちの心や体の調子を決めています。
コレを知っておくと、心や体の中で起こる変化にも、おおらかに対処できるようになります。
「心の状態」は自分で全部決めているのではなく、「自然の摂理」の中でも変化します。
自然界のできごとを、人間がコントロールするのは難しいのと同様、自分の中の変化を、完全にコントロールするのは難しいものです。
「今日はイライラしやすい日だから仕方ないね」というくらいでOK。そんな日は、ストレスになりそうなことから遠ざかるというのも、立派な対処法です。
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