慢性ストレスは気晴らしでは解消しない?!最善策は思考回路を変えること

慢性ストレスは気晴らしでは解消しない?!最善策は思考回路を変えること

更年期に起こる不調は、ストレスを受ければ受けるほど、ひどくなりがち。

 

これは、「更年期の自律神経の乱れ」に拍車がかかることが、主な原因です。

 

中でも、とくに注意したいのは、長期間続いている「慢性ストレス」です。

 

「慢性ストレス」とは、不安や怒り、悲しみなどの「ネガティブな気持ち」が長期間続くストレスのこと。

 

もし、思いあたることがあって「更年期の不調」もひどいなら、まず「慢性ストレス」を解決することが先決です。

 

一般的に、「ストレスを解消」するには、「気晴らし」になることをするのがよいといわれていますが、慢性ストレスの場合は、少し対処を変える必要があります。

 

ここでは、「慢性ストレスのリスクとその改善策」について、ご紹介していきましょう。

 


あなたのストレスは慢性ですか? 急性ですか?

長引くストレス=慢性ストレス

 

実は、ストレスには、「急性ストレス」と「慢性ストレス」の2つがあります。

 

「急性ストレス」とは、瞬間的、もしくは短期的に、「ネガティブな感情」を引き起こすストレスのこと。

 

例えば、「突然、ゴキブリが出てきた」、「車にぶつかりそうになった」とき。

 

驚いたり、怖かったりはしますが、時間がたてば、消えてなくなるもの。これが、「急性ストレス」です。

 

これと逆に、「慢性ストレス」は、長期間続くストレスです。

 

何かが原因で、不安や怒り、悲しみなどが、延々と続き、なかなか消えることがありません。

 

「過去の失敗を悔やみ続ける」「介護問題への不安や悲しみ」「イヤな人と仕事をし続ける憂うつ感」など。そのことを考えるだけで、ずっといやな気持ちになるのが、「慢性ストレス」です。

 

あなたは大丈夫?慢性ストレスをチェックする方法

 

まず、ご自身が抱えているストレスは、どんなものでしょうか?
まずは、以下の項目に、答えてみましょう。

 

5つ以上あてはまるようなら、「慢性ストレス」状態。適切な対処が必要です。

 

@なんとなく不安で、イライラすることが多い
Aなかなか寝付けない、または、夜間や早朝に目が覚める
Bいつも肩が凝っている
C食欲がない、または、ドカ食いしたくなる
D朝起きると、だるくて起き上がるのが苦痛だ
E以前は好きだったことが最近楽しめない
F自分の行動や言動に自信がない
Gなんでも悲観的に考えてしまう
Hいつもせき立てられているような気がする、焦燥感が止まらない
I呼吸が浅いと感じることが多い

 


慢性ストレスが危険な理由とは?

「慢性ストレス」は更年期不調がひどくなる原因に!

 

「慢性ストレス」が危険なのは、「自律神経」をおおいに乱す点にあります。

 

長期間続く「ネガティブな感情」は、自律神経のひとつ「交感神経」を優位にし続けます。

 

この状態が続くと、血流は悪くなり、消化器官もうまく働かなくなるため、「冷えのぼせ」、「多汗」、「肩こり」「便秘」などの身体的不調もひどくなってしまいます。

 

ストレスを抱え続けている人ほど、更年期の不調がひどくなるのは、これが理由。

 

「精神的な不調」のほうに症状がひどく出る場合も、同じ理由です。

 

放置すると、免疫力も低下し、病気にかかりやすくなる

 

また、忘れてはいけないのが、慢性ストレスは、更年期不調をひどくするだけではなく、免疫力をも、低下させる点です。

 

交感神経優位な「自律神経」は、血流を悪くさせ、血液中の「免疫機能」も低下させてしまいます。結果的に、「がん」や「アレルギー疾患」などの病気も引き起こしやすくなります。

 

また、「うつ病」「心臓病」「動脈硬化」「糖尿病」なども、「慢性ストレス」と深い関係があるといわれている病気。そのため、できるだけ早く、慢性ストレスから抜け出す必要があります。

 

※詳しくは→すべての病気はストレスが原因!?ストレスが免疫力を低下させる理由


慢性ストレスを流すには、どうしたらよいの?

慢性ストレスは、気晴らしでは流れない?!

 

ストレスを発散する方法といえば、「カラオケ」や「旅行」「グルメ」を思い浮かべるかもしれません。

 

確かに、すっきりするには効果的な手法ですが、「同じ環境に戻れば、すぐに元通りになってしまう」という方も、多いのではないでしょうか?

 

実は、「慢性的なストレス」は、「脳の制御能力を低下させる傾向」があります。

 

そのため、「感情や気分」が流れやすく、自分の意思で欲望や衝動を抑えるのは、至難の技!

 

いわば「脳が受動的」になっているため、今度は「何かに依存」しやすくなることも、少なくありません。

 

慢性ストレスを抱えると依存症になりやすくなる

 

こうなると、実は、ストレスから目をそらすために、ほかの何かに依存する「〇〇依存症」になってしまいます。

 

「アルコール依存症」は、この最たる例。

 

「慢性ストレス」の方の場合、単純な気晴らしでは、なかなか問題解決できません。

 

このストレスを流すためには、「思考回路」そのものを、変える必要があります。


「ネガティブ思考」を止める「いまここ集中!」

意識が未来に集中するとネガティブサイクルにはまる

 

「慢性ストレス」からくる「ネガティブ思考」は、「意識が未来に集中」している状態です。
わかりやすい例を、あげてみましょう。

 

「上司に怒られる」→ストレス→「また怒られるかもしれない」

「本当に介護が大変だ」→ストレス→「この先もずっとこのままに違いない」

「過去の失敗を後悔する」→ストレス→「この失敗のせいでお先真っ暗だ」

 

どうでしょう? 全部、自分で「自分の未来を予想」して、ブルーになってはいませんか?

 

よく考えると、「まだ起こっていない、何か」を考えて、憂うつになったり、不安になったり、イライラしていることに、気づかれるのではないでしょうか。

 

そこに気づいたら、これを止める方法も、自然と理解できるようになります。

 

大切なのは、「予測する未来」ではなく、「いま、目の前のこと」。

 

「まだ起こっていないことを心配しても、無駄だ」と思うことが、このネガティブ思考を止める重要なカギです。

 

簡単には変えられないから練習する=マインドフルネス

 

でも、わかっていても、そう簡単には変えられない。

 

そういうときに、役だつのが、「いま目の前のことに集中する練習」です。

 

大事なのは、「いま、やっていること」に集中すること。できれば、「苦にならないことで集中する」のが得策です。

 

・ピカピカになるまで鍋を磨く
・無心で写経をする
・塗り絵に集中する

 

とにかく、目の前のことに集中できる状態を、毎日、繰り返すこと。

 

そうするうちに、将来を想像して憂うつになるループを止めやすくなるはずです。

 

これが、「マインドフルネス」という心理療法のひとつで、慢性ストレスを根本から解消する効果が期待できます。

 

マインドフルネスの詳細については、こちらの記事でもご紹介しています。あわせて、ご参照ください。
「ストレス脳」が変わる?!ストレスを撃退する「マインドフルネス」

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