「ストレス脳」が変わる?!ストレスを撃退する「マインドフルネス」

「ストレス脳」が変わる?!ストレスホルモンを撃退する「マインドフルネス」とは?

最新の研究で、「ストレスを大幅に低減させる」効果が実証された治療法に、「マインドフルネス」があります。

 

最初に、アメリカのマサチューセッツ大学で実証された「マインドフルネス」は、今では、世界の名だたる大企業や医療現場、果ては、学校や刑務所でまで、実際に取り入れられているというから、侮れません。

 

しかも、「うつ病」などの治療にも効果大! 更年期の精神不調やうつ症状に悩まされている方の救世主になるかもしれません。

 

「マインドフルネス」とは、一体どんな治療法なのでしょうか? 詳しく、解説していきましょう。


「マインドフルネス」って、いったい何?

「マインドフルネス」は、「いま、この瞬間の感覚に意識を向ける」心理療法です。

 

やり方は、「瞑想」に似ていますが、「瞑想」につきまとう「宗教性を一切排除」。自分の意識を、「現在のこと」「現在の感覚」だけに集中させていきます。

 

人は、意識がある間中、現在のことだけではなく、過去や未来のことまで、頭の中で考えを巡らせる生き物です。

 

実は、この過去や未来を考えることが、現在の自分を息苦しくさせる、大きな原因になっています。

 

(詳しくは⇒そのストレスの原因は「過去と未来」?!想像力がストレスを増大させる原因に!

 

「マインドフルネス」を行うことで、過去と未来のストレスから自分を解放し、体内で発生する「ストレスホルモン」の分泌を抑えることができます。


「マインドフルネス」のやり方

「マインドフルネス」の心理療法は、基本的に継続的に行う必要があります。

 

その理由は、ストレス脳を変えるには、それなりに習慣づける必要があるため。

 

本格的に治療を受ける場合は、プログラムに従って受講していきますが、ここでは、まずは自分で取り組めるオーソドックスな方法をご紹介しましょう。

 

マインドフルネスをやってみよう!

 

@椅子に座り、背筋をまっすぐ伸ばします。

A上体を左右に軽くゆすります。

B背筋がまっすぐになる位置で静止します。

Cできるだけ、体の力を抜きます。

D目を閉じて、「自分の呼吸にだけ意識を集中」させます。

 

呼吸に意識を集中させるポイント

・目を閉じると、いろいろな雑念が沸いてきますが、できるだけそれを打ち消し、息を吸って、吐いていることだけに注意を向けます。

・息を吸っているときは、お腹がふくらむ様子を思い浮かべてください。その際、「ふくらみ〜 ふくらみ〜」と、頭の中で言葉にします。

・息をはいているときは、お腹が縮む様子を思い浮かべます。「ちじみ〜 ちじみ〜」と、頭の中で言います。

・呼吸しているときは、呼吸の長さをコントロールしないこと。

 

体がしたいように、息を吸って、吐く。呼吸している感覚を、意識で追いかけていくことがポイントです。

 

慣れてきたら、空気の動きや、部屋の広さに意識を広げていきます。現在、いま、ご自身の実の周りのことだけ、感じてください。

 

10分、この状態を保ったら、まぶたの裏に意識を向けて、目を開きます。

 

これで、終了! 毎日1回、この「現在の呼吸に集中する」ことを繰り返すと、だんだんストレスを感じやすい脳が、変化していきます。


マインドフルネスが脳を変える!?

マインドフルネスが、ストレスホルモンを抑え込む

アメリカの研究結果によると、マインドフルネスが心身の不調に大きな効果を発揮していることが報告されています。※8週間のプログラム受診者。

 

実際、体の不調が軽減した人が35%。心の不調が軽減した人は、40%に及びます。

 

「今に意識を集中させる」マインドフルネスが、体内のストレスホルモンを抑えることが実証されています。

 

脳の海馬と扁桃体の大きさも変わる!?

 

また、アメリカのハーバード大学医学部の研究結果では、「脳そのものにも大きな変化」があることが実証されました。

 

マインドフルネス受講者16人の脳を調べると、脳にある「海馬」が5%増加。ストレス信号を出す「扁桃体」は5%減少していることがわかりました。

 

「海馬」は、不安や恐怖感をもよおす脳神経の束です。

 

ストレスが多い人やうつ病患者は、この神経の突起が減少して、海馬が縮小していくことがわかっています。これが増加するということは、神経の突起が復活していることを示します。

 

また、「扁桃体」は、ストレスホルモンを出す命令を出す場所。ストレスが多い人ほど、扁桃体が大きくなる特徴があります。

 

この「扁桃体」が小さくなるということは、ストレスに対する「過敏な反応を押さえられる」状態ということ。つまり、「ストレスに強くなる」ことを意味しています。

 

まさに、「マインドフルネス」は「脳を変える」治療法といわれる由縁です。

 

マインドフルネスは日本でも!

 

最近では、日本でも、「マインドフルネス」を治療に取り入れている医療機関が増えています。

 

もし、精神不調で心療内科などを受診されているなら、担当医師に相談して受講してみるのも得策です。

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