ネガティブ思考が痛みを増幅!?更年期に注意したい「7つの悪習慣」

ネガティブな思考が痛みを増幅する!?更年期に注意したい「7つの悪習慣」

「病は気から」といいますが、気持ちの持ちようで、感じる痛みや不調は、大きくも小さくもなるものです。

 

「40代50代の女性がストレスから楽になる本」(日経BPムック)という雑誌で、「痛さを増幅する!脳の7つの悪習慣」という特集が紹介されています。

 

何でも、『ネガティブな感情を強くもっている人のほうが、そうでない人よりも痛みを強く感じる』のだとか。

 

とくに、慢性的な痛みをもつ人ほど、ネガティブ思考に陥りがちで、苦痛も長引きやすいといいます。

 

更年期の女性は、ただでさえ精神的な不調を感じやすく、ネガティブ思考に陥りやすいもの。

 

もしかすると、この感情が更年期の不調をひどくしている原因かもしれません。

 

ここでは、なぜネガティブ思考が体調不良に直結するのかを、詳しくご紹介していきましょう。


ネガティブ思考が苦痛を強くする理由とは?

ネガティブな人ほど、脳が痛みを感じやすい

 

2009年2月に、科学雑誌「サイエンス」で発表された研究結果に、「脳のメカニズム」に関するものがあります。

 

「社会や他人に対して恨みやねたみ、挫折感を持っていると、脳が痛みを感じたときと同じような状態になる」

 

これは、「ネガティブな感情を強く持っていると、ケガなどを負った際に、痛みや苦しみを強く感じてしまう」というもの。

 

これは、一時的な外傷だけではなく、慢性的な痛みや不調にも通じるものがあります。

 

ネガティブ思考は、脳内の血流バランスを崩す

 

脳が痛みを感じやすいのは、脳内の血流バランスが悪くなっていることが原因です。

 

「慢性痛の患者の脳血流を調べると、脳の上部にある『体性感覚野』の血流が多く、脳の全部にある『前頭前野』の血流が悪い」というのは、輝山会記念病院総合リハビリテーションセンター総長の本田哲三さん。(「ストレスから楽になる本)より引用)

 

脳の体性感覚野というのは、痛みを感じる場所で、前頭前野は、思考や感情をつかさどる脳の司令塔です。

 

つまり、慢性痛をかかえている患者は、痛みを感じる脳の部位が活発化している状態で、必要以上に苦痛を感じやすくなっているというわけです。

 

こうなってしまう理由は、ネガティブな感情が「前頭前野」の血流を悪くさせているのが一因と考えられています。

 

前頭前野はストレスに弱い

 

この部分は、ストレスや抑うつに弱く、このような感情をかかえると、とたんにうまく機能しなくなります。

 

「落ち込んでいると、何もする気になれない」というのも、脳の司令塔である「前頭前野」の血流が悪くなり、うまく機能しなくなっている状態。

 

これを、改善するためには、この「前頭前野」が機能するように鍛える必要があるというわけです。


痛みを感じやすい7つの悪習慣とは?

以下の7つに、1つでも当てはまる人は、痛みに対する「脳の抵抗力が弱まっている状態」です。

 

まずは、1つずつチェックしてみましょう。

 

@いつも痛みのことばかり考えてしまう
A動くと痛いので外出したくない
B最近、熱中できることがない
C自分には不幸なことが起こりがちだ
Dこの痛みをとってくれる名医がどこかにいるはずだ
E誰も自分の痛みを理解してくれない
F痛みは重大な病気のサインだ

 

慢性痛があったり、不調が長引くと、このような7つの思考に陥りがちになります。

 

こうなると、痛みも不調を一層強く感じる結果になってしまいますから、できるだけこの思考の悪習慣を変えていく必要があります。


ものの考え方を変えると楽になる!?

このような思考は、一度身についてしまうと、そうカンタンに変えることができません。

 

でも、日々の生活の中で、できるだけ「考え方」を変える努力をすることで、徐々に変えていくことができます。

 

まずは、時間がかかっても、「変わろう」という決意をすること。

 

その上で、日々感じる感情を、「違う見方をするとどうなるだろう?」とイメージトレーニングをすることで、少しずつ変わることができます。

 

「痛みを治すのは、医者任せではなく自分の努力も必要」
「できないことよりも、痛みがあってもできたことを数える」

 

もののとらえ方を変える方法を、行動認知療法といいます。うつ治療でもよく用いられる方法で、考え方を変えるという点で、うまく活用できます。

 

考え方を変える例は、うつを改善する行動認知療法とは?でも詳しくご紹介しています。あわせて、ご参照ください。

 

参考になる本

 

「40代50代の女性がストレスから楽になる本」(日経BPムック)

40・50代女性がストレスから楽になる本 (日経BPムック)

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少し前の雑誌ですが、内容豊富で体調緩和に関する特集がたくさん掲載されています。
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