ボケない秘訣は「悩まないこと」!ストレス防止が認知症を予防する

ボケない秘訣は「悩まないこと」!ストレス防止が認知症を予防する

「最近、物忘れがひどい」。
「うっかりミスが増えた!」
こんな症状も、更年期に増加する不調のひとつ。

 

これを経験し始めると、近い将来の「認知症」が心配になってくるものです。

 

更年期の「物忘れ」と、老年期の「認知症」。根本的な原因は異なりますが、「強いストレス」を抱えている人ほど、症状がひどくなる共通点があります。

 

「ボケずに老後を過ごしたい!」と思ったら、まずは、「ストレス対策」を真剣に始める時期がきています。ここでは、「ストレスと脳の関係」、「認知症の予防策」をご紹介していきましょう。 

 


ストレスが強いと脳に血流がいかなくなる

人間の身体は、ストレスを受けると、自律神経が乱れ、血流が悪くなります。

 

これは、体だけではなく、脳内も同じ。脳に、充分な血液がいかなくなり、さまざまな問題を引き起こします。そのひとつが、「認知症」です。

 

認知症の80%は、「脳血管性」と「アルツハイマー型」

 

認知症にも色々ありますが、ほとんどの人が、「脳血管性」か「アルツハイマー型」の認知症を発症しています。その割合は、なんと約80%にも! どちらも、「脳の血流障害」で起こると考えられています。

 

とくに、「アルツハイマー型」の認知症は、アルミニウムや鉄などの「不要な物質が脳内にたまっている」ことが判明しています。脳内の血流がスムーズに流れず、「不要物の除去ができない」ことも原因だといわれています。

 

それぞれの認知症の特徴は、下記の通り。まずは、よくチェックしておきましょう。

 

「脳血管性認知症」…小さな脳梗塞が積み重なって起こる認知症

 

脳内の毛細血管で起きた、症状が出ない程度の小さな「脳梗塞」が積み重なり、脳の機能に障害が出てくるタイプ。症状が突然現れ、段階的に進行していきます。

 

症状
まず最初の症状は、「物忘れ」。この段階では、日常会話や意思の疎通に問題はないケースがほとんど。

 

重度になると意思の疎通や会話、動作が難しくなり、周囲のことに対する関心がなくなっていきます。「同じことを何度も聴く」のも、脳血管性認知症の特徴です。

 

「アルツハイマー型認知症」…脳が委縮して障害が起こる認知症

 

脳内に、異常なたんぱく質がたまり、正常な神経細胞を壊すことで、脳がだんだん萎縮して障害が出るタイプ。症状が緩やかに進んでいきます。

 

症状

第1期:「最近のこと」を忘れる症状が出始めます。判断力や思考力が低下し、周囲の事に対して無関心、無気力になります。

第2期:「昔のこと」も忘れ、意思の疎通が難しくなります。身の回りのことができなくなります。

第3期:寝たきり状態になり、人格も崩れていきます。

 

 


自律神経のバランスが、認知症予防のカギ!

脳内の血流が悪いと、認知症を発症しやすくなるのは、もうご承知の通り。

 

では、脳内の血流を良くするには、どうしたらよいのでしょうか?

 

血流を良くする食べ物やサプリ。運動なども、もちろん効果的ですが、まず知っておくべきことは、体内の血流をコントロールしている「自律神経」を整えること。

 

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つで成り立っています。

 

このうち、血流を良くするのは「副交感神経」の役割。これと逆に、血流を悪くするのは「交感神経」の役割です。

 

この2つのバランスが良ければ、脳の血流障害を招くことはありませんが、「交感神経」の方に偏り続けていると、体中はもちろん、脳内の血流も悪くなります。

 

交感神経を過剰に動かすのは「ストレス」!

 

 

交感神経は、日中活動するときに優位になり、夕方〜夜にかけて、「副交感神経」にバトンタッチしていきます。

 

これが、正常な自律神経の働きですが、ストレスまみれの生活をしていると、このスイッチがうまく働きません。

 

「仕事場での人間関係が悪い」
「家族との関係がうまくいかない」
「いつも何かに不満を感じる」
「体がいつも不調で、心が落ち着かない」
「何かにつけて、心配ごとが絶えない」

 

こんな「ストレス」は、「交感神経」のスイッチを入れっぱなしにします。とくに、強いストレスを抱え続けると、脳の健康をむしばむ大きな原因になりかねません。

 

認知症を予防したいなら、まずは、「悩まないこと」。「受け流すこと」。ご自身なりの「ストレス解消策」を見つけることが、とても大切な予防策になります。

 

※ストレスの基礎知識や解消方法は、こちらでまとめています。

ストレス防止の基礎知識いろいろ⇒まとめ記事一覧ページへ

 

 

楽をし過ぎる人も、実は認知症になりやすい!?

 

脳の健康をむしばむのは、実は、交感神経だけではありません。血流を良くするはずの「副交感神経」も、スイッチが入りっぱなしになると、ボケやすくなる原因になります。

 

とくに危険なのは、「空の巣症候群」や「フルタイムの仕事を定年退職」した後。

 

ずっとバリバリ動き続けてきた人が、突然、ボーっと過ごす日が多くなったり、何もする気力が沸かない状態が続くと、脳の機能が低下していきます。

 

大事なのは、交感神経と副交感神経の「2つの自律神経のバランス」。「無理はせず、楽もし過ぎない」という生活が、近い将来のボケ防止に役立ちます。


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