更年期の特効サプリ|女性ホルモンを補う!世界各地の7大成分とは?
日本はもちろん、世界各地には、昔から伝承されてきた、更年期の症状を緩和する食材がたくさんあります。
例えば、ペルーの「マカ」や、アメリカに生息する「ワイルドヤム」。聞き覚えのある食材も、多いのではないでしょうか?
これらの食材は、女性ホルモンに似た働きをします。自然由来の成分なので、体にもやさしいのが特徴です。
ここでは、世界各地で使われてきた「更年期に効く自然由来成分」をご紹介していきましょう。
世界各地に伝わる!7つの「女性ホルモン補強食材」とは?
女性ホルモン似た働きをする食材には、どんなものがあるのでしょうか?
世界各地で、伝承されてきた代表的な食材を7つ、ご紹介しましょう。
大豆イソフラボン |
日本では一番馴染みが深いのが、「イソフラボン」です。
大豆に多く含まれている「イソフラボン」は、植物エストロゲンとも呼ばれる成分です。
その由縁は、女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持っていること。体内でも、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
食品に含まれるイソフラボンは、グリコシド型で、糖類とくっついているため、分子量が大きく、そのままでは効果的に体内吸収されません。
サプリメントのイソフラボンは、糖を切り離したアグリコン型。分子量が小さく、吸収効率が高いので、効果的に体内受容することができます。 |
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マカ |
南米ペルーで、昔から栽培されてきたアブラナ科の植物で、エストロゲンの分泌を促す働きがあります。
インカ帝国の時代には、特権階級だけが手にできる高級薬剤としても重宝されてきました。
日中の寒暖差が激しい厳しい気候の中で生息し、土壌の栄養分をくまなく吸い尽くすため、マカに含まれていている成分は、必須アミノ酸やミネラルが豊富で、非常に滋養強壮効能が高くなっています。 |
ワイルドヤム |
アメリカ中西部から東部、ラテンアメリカやアジア地区に、広く生息するヤムイモから抽出される成分です。
このワイルドヤムには、ホルモンバランスを調整する効能がある「サポニン」が多く含まれています。バストアップしたい女性にも、人気があります。 |
レッドクローバー |
スイスやオーストリアでは医薬品にも指定されている、ムラサキツメクサと呼ばれる植物から抽出される成分です。
このレッドクローバーには、125種類以上の化合物が含まれていて、ケニステイン、フォルムオノネチンなどのイソフラボンが含まれています。
女性ホルモンと似た働きをする自然由来成分です。 |
ブラックコホシュ |
アメリカの先住民が、不妊治療や鎮痛剤として使用してきたハーブです。
エストロゲンと似た働きをすると考えられていますが、そのメカニズムはまだ解明されていません。
近年では、心の不調と深い関係のあるセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に作用する関係が指摘されています。 |
プエラリアミリフィカ |
タイ北部にある山岳地帯に生息する、マメ科の植物です。
このプエラリアを食べていた女性だけが、美しい体型を保持していたことから研究が進みつつある成分で、現在、イソフラボンなどの特有成分が見つかっています。
更年期障害の緩和や美肌、アンチエイジングに効果があるといわれています。 |
チェストツリー |
南ヨーロッパから地中海沿岸に生息する落葉樹から摂れる成分で、ヨーロッパでは、古くから婦人科の治療に用いられてきました。
女性ホルモンのひとつ、プロゲステロンの分泌を促し、ホルモンバランスを整えるといわれています。
月経不順やPMSなどに効果があるといわれています。
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どれがいいの? サプリを選ぶ際のポイントと注意点
古くから伝承的に受け継がれてきたのが、この7つの食材です。
各食材に含まれる、さまざまな成分が相互に関係しあいながら、効果を引き出してくれます。とはいえ、これらの食材の有効成分のメカニズムは、すべて解明されたわけではないものも多いのが実情です。
体によさそうだからといって、複数のサプリメントを掛け持ちで飲んだり、目安量以上に大量に摂取するのはNGです。
商品名に記載されている主成分以外に、いろいろな成分が入っていることも多いので、飲み合わせが悪い場合があります。
サプリを選ぶ際は、どれが一番あっているのかを、時間をかけてゆっくり判断していくように、心がけましょう。服用期間は、2か月くらい試すのが、おすすめです。
ただし、服用中に、少しでも不調を感じることがあれば、すぐに中断する勇気も必要です。
「どのサプリを飲んでいいのかわからない」という場合は、1日の服用量が少ないものから試してみましょう。商品ごとに、1日あたりの目安服用回数などが、記載されていますので、確認を!
ほかにも、更年期症状向けに効果のあるいろいろなサプリメントを紹介しています。詳しくはこちら。
選び方がわからない!ときのための「主成分別サプリ図鑑」
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