心療内科はどうやって選べばいいの?失敗しない心療内科の選び方
普通の病院と異なり、医者の選び方が難しいのが、心療内科です。
今まで経験のないジャンルの医師探しですから、手探りで探すしかない現状があります。
まずは、信頼できそうな心療内科を、いくつかピックアップすること。ネットや本などで、まずは探してみましょう。
その上で、通院しやすいところがどうか、先生は信頼できそうか、主にどんな治療方法をとっているかを調べましょう。
症状がつらくて、自分でそこまで調べることが難しい場合は、速やかに家族や友人に相談して、協力してもらうのが得策です。
【心療内科の探し方】
@ネットや本などで、信頼できそうな心療内科をいくつかピックアップする
A口コミや評判なども確認する
B通院することを念頭に、自宅から無理なく通える場所にあるのかを確認する
【自分で探すことが難しい場合】
気分の落ち込みが激しくて、自力で探すことが難しいときは、家族や親しい友人に、お願いしましょう。弱っているときには、人に頼ることも、とても大切な手法です。
体験談:管理人のケース「私が自分に合う医者を見つけた方法」
最初はネット検索で候補を絞る
最初は、ネットで検索して探しました。
検索窓に、「心療内科」+「場所名」や、「うつ病」+「場所名」など、複数ワードを入れると、候補が色々出てきます。
医者や病院のクチコミは、他のジャンルに比べると非常に少ないものですが、「クチコミ」や「評判」というワードを加えると、いろいろ出てくることもあります。
候補になるクリニックがしぼれてきたら、いろいろと情報を見てみます。
医者のホームページで見るべきポイントはこちら。
@医者の「履歴」、「治療歴」を確認
Aクリニックの場所を確認
B診療時間、曜日を確認
C予約の必要有無を確認
クチコミがあれば必ず確認を!
@〜Cを確認したら、そのクリニック名+「評判」「クチコミ」でも検索してみます。
心療内科の場合、評判が悪いほうがクチコミにあがってきます。
これも病気の特性ですが、うつ病の方は、あまりご自身のことについて語りたくない傾向があるようで、よい評判であってもわざわざ書き込みする人は少ないようです。
ただ、「人には薦めたくないほどイヤな想いをした場合、書き込みが入る」ことが多いので、悪いクチコミがある医者はやめておく方が無難です。
自分に合う医者は、実は本で見つけました
実は、ネットで見つけた医者は、通えば通うほど、信用できなくなって、自力で他のクリニックを再度探しました。
信用できなくなった理由は下記の通りです。
・処方する薬の内容や副作用の説明をしてくれない
・話をきちんと聞いてくれない(※普通、初期段階はきちんと患者の話を聴くのが普通です)
・他の病院の悪口をいう
上記は、書籍まで出している医師のクリニックで、体験した話です。
ネットでは、著作物と今までの取り組みが紹介されていましたが、とくに患者のクチコミなどは何も出てこない病院でした。
検索で探すのは、結果的に、無理があるかもしれないのは、実際に行ってみないとわからない点です。
そのときに、管理人を救ってくれたのが、「ちゃんと知りたい はじめての心療内科ガイド 」でした。
心療内科医が監修した本で、実際にその医師がおすすめできる全国の心療内科が掲載されています。
この中から、「自分が通いやすい場所」にある医者を探して、ホームページを確認した上で、予約をとりました。
その医者には、寛解するまでの約2年お世話になりました。
この本には本当にお世話になりましたが、新しい判はまだ出ていないようです。Amazonで、中古本で激安購入できます。どこにいっていいのかわからないという方は、利用してみてください。
【心療内科の予約をとるときの注意点】
緊急以外は予約必須がほとんど!
心療内科の場合、事前予約が必須の場合が多く、すぐに見てもらいたいと思っても、予約が取れるのは、2週間先というケースも少なくありません。
とくに、大学病院などの大型病院になると、予約が取れるのは最短でも1か月先ということも多々あります。
しかも、クリニックの紹介状が必要というケースも多いので、大型病院で初診を受けるのは、意外と難しいのです。
現段階で、信頼できそうな医者を見つけたら、まずは電話で予約を取ります。
緊急の場合は、まず相談してみること
つらい状態が続いていて、とても通常の予約日まで待てそうにない場合は、電話予約の際に、「緊急なので、どうしても早く見てほしい」ということを伝えましょう。
初診の場合、緊急対応してくれるクリニックは、意外と多いので、まずは相談してみることを、おすすめします。
まれに、予約なしでも診察してくれる心療内科がありますが、他の内科心療と併設しているいケースもあって、通院し始めると疑問を抱いてしまうケースが多いのが実情です。
急を要する場合以外は、避けた方が無難です。
自分にあう医者は、最終的には、「信頼できるか、できないか」が重要
心療内科での治療で、もっとも重要なのは、信頼関係です。
うつや不安症は、長期戦での治療になるため、どうしても、医師とのコミュニケーションに疑問を感じる場合が多くなります。もし、通院して「合わない」と思ったら、他の医者に変わることも必要です。
ただ、知っておきたいのは、うつ病は、実は、医者に完全にお任せしていて治る病気ではありません。主な治療法となる薬物療法は、症状を抑えるものであって、症状を根本から治すものではないからです。
これを百も承知の上で治療しているのが、医師です。だからこそ、患者のこの気持ちを知った上で、自力で立ち上がれるように、サポートしてくれる医者でなくてはなりません。
心強いサポーターになってくれる医師かどうか。これが、とても重要です。
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