誰もわかってくれない?!「うつ病初期の苦しい気持ち」の乗り越え方
うつになってしまうと、とくに、初期段階の気持ちの落ち込みに悩まされます。さまざまな思いが頭に浮かんで、焦燥感や不安感、ときには、絶望感にさいなまれたりもします。
病気になりたての頃は、自分の身に起こったことを、受け入れがたい気持ちが強くなります。1日1日過ごすだけで、精いっぱい。誰も、この苦しい気持ちを、理解してくれないと思うことも、多々あるでしょう。
うつになってしまったことで、思いをよぎるさまざまな気持ち。これは、この病気を経験したことのある人にしか、わかりません。うつの初期に訪れる、さまざまな苦しい気持ちは、人によって、さまざまかもしれません。でも、同じ病気になると、誰もが感じる気持ちでもあります。
今はどうしようもなく沈んでいても。すぐに、気持ちが軽くなることはなかったとしても。少しずつ、少しずつ。時間と共に、心の整理をつけていくことで、少しずつ好転していきます。
いま、ご自身が感じる心の重さは、どんなものですか?うつ病の初期に陥りがちな、悩みをまとめてみました。参考になれば幸いです。
うつ病は、ほとんどの方が、今まで、経験したことのない病気です。
一体、この病気は何なのか?
何が原因で、この病気になるのか?
自分の中で、何が起こっているのか?
どうすれば、治るのか?
通院や薬の服用を始めると、病気のことで頭がいっぱいになって、「うつ病のこと」をやたらと調べたくなります。本を買って読んだり、インターネットで検索したり。藁にもすがる思いでいろいろ探してしまいますよね。
こうして、ウツについて、いろいろ知ってくると、次に来るのは、ある種の絶望感です。治療には、あまりにも多くの時間がかかることに、気づいてしまいます。うまくいっても、少なくとも半年。長くかかると、それ以上。正直、これを受け入れがたくて、不安感でいっぱいになるでしょう。
でも、ここで、ひとつだけ覚えておきたいことがあります。「うつは治る病気」だと信じること。いまは、不安感や焦燥感でいっぱいになって、当然です。治るといううことを信じられなくても、いまはそれも当たり前なのです。それでも、しつこく、「長くかかっても治る」と、思い込むこと。この気持ちを少しでも頭のかたすみにおいておくこと。このことが、とても大切なのです。
この頃になると、1日1日を普通に過ごすことだけでも、精いっぱいで、さまざまな問題が、頭を悩ませます。
「どうして、私はこの病気になってしまったのだろう?」思い当たる原因や過去の出来事に、思い出しては後悔し、後悔しては悩み。。。この繰り返しにさいなまれるでしょう。
自己嫌悪で落ち込んだり、どんどん現状の自分に嫌毛がさして、「自分には何の価値もない」と思う気持ちが強くなります。
毎日、ずっと、過去のこおとで、後悔することばかりが頭をよぎります。あのとき、こうしていれば、変わっていたかもしれない…。そして、続いて、訪れるのは、将来への不安と、挫折してしまったことへの、恐れです。
更年期の40代は、今までの人生の悩みに直面しやすい年代です。後悔しないことがないという人は、誰もいません。
過去のことは、過去のこと。終わってしまったことは、忘れる。病気の原因になったことから、しばらく遠ざかることが、とても重要です。
仕事の場合は、休職をして、休養すること。家庭問題の場合は、できるだけ家族の理解を得て、心を休めることができるのが一番。病気に対する理解度が低い場合は、心療内科やカウンセラーの力を借りて、家族に説明してもらうという方法もあります。
うつで苦しんでいると、「消えてしまいたい」と思うこともあるでしょう。家族や会社、友人に、とてつもない迷惑をかけている気がして、どうしようもない申し訳なさを感じることも、少なくありません。
とくに、今までまじめに頑張ってきた人ほど、この申し訳ない気持ちに悩まされます。
「今まで、できていたことができない」
「今まで必死に稼いできたのに、稼げない」
今まで、普通にできていたことができなくなると、「自身の存在価値がない」と思い込みます。もう、自分に生きている価値がないのではないか?そう考えてしまうことも、少なくありません。
ここで、重要なのは、家族の支えに、甘えること。今は、厄介をかけても、恩返しできる日が、いつか来ます。うつ病で、調子が悪いのは、当たり前。今は、休むことが自分の仕事。家族と顔を会わせることがつらいと感じるときは、1日1回は外出して、少しだけ距離を置いてみることも、気持ちを楽にするコツです。
残念ながら、家族の理解がない・・・。そんな場合でも、少し距離を置くだけで、楽になれる時間帯が生れます。
家族にとって、きっとご自身は、何ものにも代えがたい大切な娘であり、妻であり、母であるはずです。
「とてもじゃないけど、そうは思えない」と思っても、家族のつながりは、ちょっとやそっとでは切れません。今は、休むべきときだと、家族に理解してもらえる日が、いつか来るはずです。決して、あきらめないでください。
うつ病は、今まで一生懸命生きてきて、頑張りすぎたあなたへ、神様がくれた休息期間なのです。
「長い人生、今こそ、少し休むべきときがきた」と、信じて下さい。「消えてしまいたい」と思ってしまうのも、病気がそう思わせているだけです。
管理人がうつになった当初、一番頭を悩ませたのは、毎日の過ごし方でした。とくに、平日。周りの人が働いている時間帯に、家で寝ていることに、とてつもない罪悪感を感じて、家にいることだけでおかしくなりそうでした。
インターネットや本を読んでも、「休むことが最優先」と書かれていました。実際、これは大正解なのですが、そのときはとてもそんな気持ちになれませんでした。
実際にどうしよもない自己嫌悪や将来への悲観から、「消えてしまいたい」と強く思いました。
でも、このときに気づいたことがあります。それは、消えてしまいたいのと死にたいのとは、少し違うということ。消えてしまいたいと思うのは、ゲームのリセットボタンを押したときの気持ちと似ていました。
何もかも、最初からやり直したいという気持ちとイコールで、今の嫌な状況を変えたいだけなのです。今の状況を、全て捨てて、投げ出してしまいたい。早く楽になりたいだけなのです。
誰もが、必ずいつか死にますが、苦しいまま死ぬのは、嫌なはずです。苦しんで、死ぬのも嫌ですよね。いま、湧き上がっている消えたい気持ちは、苦しみたいのではなくて、一切苦しむことなく、砂のようにサラサラと、「無」になりたい気持ちに近いのではないでしょうか。
消えてしまいたい気持ちと、死にたい気持ちが、実は、全然別ものだと確信するのは、ここにあります。だからこそ、消えてしまいたい、死んでしまいたいと、もし思ったとしても、本当は死にたいのではなく、いまの自分を捨てたいだけのはずです。いま、これを読んで頂いている方は、きっと今がつらくて仕方がなくて、消えたいと思ってらっしゃるのではないでしょうか。
もし、そうなら、少しだけ「消えたい」のを、もう少しだけ我慢してみてください。「消えたい」と「死にたい」は、全く別のものです。苦しいままなのは、本当にもう、うんざりされているはずです。苦しいままの期間は、そう長くは続きません。「長い人生、今こそ、少し、休むべきときがきた」と、信じて下さい。「消えてしまいたい」と思ってしまうのも、病気がそう思わせているだけです。少しずつで、大丈夫です。自分で、自分を、愛してあげて下さい。自分で、自分を、慰めてあげて下さい。きっと、少しずつ、気持ちが変化していきます。
もう、人生終わったと感じてしまったり、将来が真っ暗に感じてしまうことも、あります。でも、これから起こるかもしれないと思うことは、まだ起こっていません。
あまりにも、つらいことばかり起こると、将来も、ずっとつらいことが続くように思ってしまうものです。でも、それは、まだ起こっていない未来。どうしても、将来を悲観してしまうなら、まずは、今日のことだけ考え下さい。明日になったときに、初めてその日のことを考えればいい。
最初のうちこそ、このくらいの刹那感で生きていくくらいで、ちょうどよいときです。少しでも、面白いと思うこと、楽しいと思うことだけをしてください。嫌なことをする必要はありません。
つらい気持ちを我慢せずに、泣きたいときは、泣いてください。泣くことは、気持ちを落ち着かせる絶大な効果があります。(参照:ストレスを解消する涙の力)思いっきり泣いて、すっきりしたら、また今日1日を、乗り越えた自分を、ほめてあげて下さい。
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