「寝つけない・眠りが浅い」症状と緩和方法
「寝つくまでに、何時間もかかってしまう」
「寝ても、眠りが浅くて、何度も目が覚めてしまう」
「寝ている間に、汗を大量にかいて、快眠できない」
「寝つけない」「眠れない」という症状は、自律神経が乱れが直接的な原因で起こります。更年期の場合は、女性ホルモンの乱れが、この自律神経を狂わせています。
まず、快適に眠るためには、自律神経の中でも「副交感神経」が優位に働いていなければなりません。副交感神経が、優位に働くためには、まず、リラックスしている状態を作り出す必要があります。
「寝つけない、眠りが浅い」を改善する方法
心配事やストレスは、快眠を妨げる最大の原因です。
原因になっていることを、できるだけ解消すること。難しければ、できるだけストレスを解消する方法を身に着けることが、睡眠問題を解決する近道です。
ストレスを発散するために、運動をするという選択肢もあります。カラダを動かすことは、ストレスを発散にもつながり、肉体的な疲れは、眠りを引き出す効果があります。
カラダが温まっていると、リラックスしやすく、寝つきやすくなります。とくに、冷え症気味の方は、毎日、必ず浴槽につかること。
また、時間があれば、ゆっくり半身浴をすると、血液の流れがよくなり、寝つきやすくなります。冬場は、湯タンポなどを活用するのも、おすすめです。
眠る前に、アロマテラピーを用いるのも、おすすめの方法です。
植物が持つ香りには、さまざまな効能があり、自然療法として、古くから西洋で活用されている治療法です。
アロマが「西洋の漢方」とも言われるものも、その自然由来の効能にあります。
「寝つきやすくなる」ために、効果のあるアロマオイルには、こんなものがあります。
【安眠効果のあるアロマオイル】
リラックス効果が高く、フローラルな香り。初心者でもなじみやすいオイルです。安眠効果があるほか、頭痛や胃痛、月経痛などにも、効果があります。
●カモミール・ローマン
神経の高ぶりを抑えて、心を落ち着かせる効果があります。青りんごのような香りが、特徴です。鎮静作用があるので、「悲しい」、「つらい」という気持ちをやわらげてくれます。
●クラリセージ
ほのかな、甘みのある香りがするオイルです。女性ホルモンに似た働きをする成分が含まれているのも、注目です。不安やストレスをやわらげ、頭痛&肩コリなどの症状も、緩和してくれます。
「眠れない」症状にも、いろいろあります
寝つけない「入眠障害」や途中で何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」など、睡眠の悩みは、いろいろあります。
眠りの悩みに関する、さまざまな症状については、こちらをご覧ください。(別サイトで「眠れない女子のための癒しの森」でまとめています)
睡眠障害の症状B|『早朝覚醒』|「朝早く目が覚めて、その後眠れない」
睡眠障害の症状C|「睡眠相後退症候群」|遅寝・遅起きが治らない!
睡眠障害の症状D「睡眠不足症候群」|「日中眠くて困るけど、寝不足の自覚はない」
睡眠障害の症状E|「むずむず脚症候群」|「脚がムズムズして寝つけない」
睡眠障害の症状F|睡眠時無呼吸症候群|「いびきがひどく、日中眠くてたまらない」
睡眠障害の種類G|「非二四時間睡眠覚醒症候群」|「寝付く時間が徐々にずれていく」
睡眠障害の種類H|「周期性四肢運動障害」|「寝ている間にピクピク動いて眠りが浅い」
睡眠障害の種類I|「ナルコレプシー」|「発作的に居眠りしたり、脱力する」
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