更年期の水虫体験談|水虫の原因は血流障害?!水虫発症〜治癒までの2か月
「水虫」と聞くと、もしかすると、「男性に多い疾患」というイメージがあるかもしれません。
水虫は、皮膚に寄生するカビの一種で、白癬菌という真菌によって発生する皮膚病のひとつ。
湿度が高い環境を好むため、主に水虫ができるのは、足。男性に水虫が多いのは、長時間革靴をはいて、足が蒸れるためといわれています。
実は、当サイトの管理人は、2年前に水虫になったことがあります。
水虫は男性がかかるものと思い込んでいたせいもあり、最初は、水虫とは思いませんでしたが、普通の皮膚薬では全く効かず、水虫薬を使ってようやく完治。
自分が水虫になったことが、本当に不思議でなりませんでした。ここでは、その水虫の体験談と水虫の根本的な原因についご紹介してみます。
管理人の水虫の記録
人生で初めての水虫発症
当サイトの管理人が、水虫になったのは、一昨年の2月。冬の寒い時期のお話です。
最初は、右足の親指と人差し指の間の皮が、べりっとむけていることに気づきました。
当時は、すぐに治るものだと考え、ほとんど気にもとめず、オロナインを塗っていただけで、ほぼ放置していました。
ところが、1週間たっても、2週間たっても全く良くならず。
ちょうど、海外に行く用事があり、長距離の飛行機利用で余計に足がむれて、じくじくしてくるほどひどくなってしまいました。
このあたりから、何かがオカシイと思い始め、いろいろ調べてみると、どう考えても水虫と思わざるをえない状態に。
今までの人生で水虫になったことは一度もなかったため、気づくのが遅くなってしまいまた。
水虫治療薬で完治
その後、ドラッグストアで、水虫治療薬を購入し、「これを試してダメなら皮膚科にいくしかない」と思いました。
水虫治療薬を試して、数日。皮膚がめくれる症状がなくなり、めくれた皮膚は新しい皮膚ができて、約2週間ほどで治りました。
なぜ、いま発症したのかのナゾ
当時、ブーツをはく機会が多く、足がむれやすかったこと。家族に水虫の人がいたこと。これが、発症の直接的な原因だったと思われます。
でも、本当に不思議だったのは、ブーツをはくのも、家族に水虫の人がいることも、これまでと同じ。
この年に限って、環境が変わったわけではありません。なぜ、40代になって、発症するのか、不思議で仕方がありませんでした。
水虫は血流障害が原因?!ストレスが発端となる
更年期の不調が多くなるにつれ、様々な書籍を読破しましたが、ある書籍を読んでから、本当の原因は、「血流障害」にあったのではないかと思うようになりました。
その書籍というのは、免疫学の第一人者・安保徹教授の「免疫道場〜病気にならない体をつくる50講〜」という著作です。
この中で、「水虫の原因は血流障害。ストレスを解消し、裸足で過ごせ!」という項目があります。
その中で紹介されている内容を、要約させていただきます。
「約30年も水虫とつきあい続けている著者。
汗をかきやすい夏場に悪化することが多いが、毎年発症するわけではなく、しかも発症するのは、左足だけ。
この理由が、血流障害にあると気づいたのが、大きなストレスがあった年。
不眠や高血圧、排尿障害などが出るほど、体の不調がひどくなり、足までパンパンに腫れあがり、ついに飲み薬で治療を始めたのだとか。
全ては、ストレスが発端になっていたため、自律神経の乱れで血行が悪くなると、水虫の原因菌も暴れ出すことに気づいたといいます。
また、左足だけ発症するのは、利き足である右足に比べて運動量が少なく、血流が悪くなりやすいことが原因だと考えられるといいます。
そもそも、水虫の原因菌は、わたしたちの周囲に当たり前のように存在している菌ですから、発症するかしないかは、血流次第。
湿度の高い体質が改善されない限り、常に再発の可能性はつきまとうと説いています。
不調の多くは、血流の悪さから始まる
血液は、体内にある細胞に酸素や栄養を届け、老廃物を回収する役割があります。
また、血液が循環することで、体温を一定に保つことができます。
血流が悪くなるということは、この仕組みに、まず問題が出るということ。
一番わかりやすい例でいうと、「冷え」はその最たる例で、血流がうまく流れていない場所の体温が下がっているから起こる不調です。
「女性の不調の多くは血流にある」とよくいわれていますが、便秘やむくみ、肥満、肌荒れ、生理不順なども、血流の悪さから端を発しています。
血流の悪さは、交感神経が緊張すると起こりやすい
また、血流は自律神経の支配下にあり、交感神経が優位になると停滞し、副交感神経が優位になると、流れやすくなる特徴があります。
女性ホルモンが激減する更年期は、交感神経が優位になりやすく、血流も停滞します。
交感神経がこの状態になると、心が落ち着かず、常にイライラしたり、精神的な不調を引き起こす原因になります。
この時期に、ストレスをため込むと、余計に不調がひどくなるのは、これも原因といわれています。
交感神経が優位になると、免役力も低下する
自律神経のバランスで、血中の免役細胞も変化することを解明したのが、前述の安保徹教授です。
交感神経が優位になりすぎると、免役部隊の主力=リンパ球が減少し、ウイルスなどの外敵への攻撃力が弱まります。
※詳細は、こちらで詳しく解説しています。
更年期からの病気予防|カギを握るのは免疫力!「自律神経」が免疫力を左右する
すべての病気はストレスが原因!?ストレスが免疫力を低下させる理由
重大な疾患に比べると、大きな問題には感じないかもしれませんが、水虫も、白癬菌が皮膚に増殖すると広がる疾患です。
これを攻撃する免役力があれば、たとえ真菌を抱えていても、必ず発症するわけではないと考えられます。
血流が悪くなる更年期は、水虫も発生しやすくなる?!
更年期障害と水虫の関係を説いたお話はほとんど聞いたことがありませんが、更年期に血流が悪くなるのは、間違いない事実。
つまり、今までブーツをはいても、ストレスがあっても、家族に水虫持ちがいても、発症しなかったのに、人生初の水虫発症を経験したのは、血流不良。
ストレスを抱えていたのは、間違いありません。こう考えると、自分に起こった症状を理解しやすくなりました。
血流が悪いと、冷えや肩こり、腰痛などはもちろん、精神的な不調も起こりやすくなるのは周知の事実。一見関係なさそうに見える水虫さえも、例外ではないかもしれません。
当サイトの管理人が利用した水虫の市販薬
自分の免疫力で治せるにこしたことはありませんが、発症してしまった以上、菌の増殖を抑えなければなかなか良くなりません。
管理人が、目の前の水虫を改善する際に活用した市販薬は、ブテナロックVαクリームタイプでした。
管理人の場合は即効性があった薬です。まずは症状を治める際に、役立ちました。
これで改善した後は、血流を良くするのが得策。現段階、一度も再発はしていません。
【指定第2類医薬品】ブテナロックVαクリーム 15g ※セルフメディケーション税制対象商品
商品説明
●水虫・たむしは、白癬菌というカビ(真菌)が皮膚表面の角質層に寄生しておこる疾患です。白癬菌が皮膚表面の角質層等のケラチン質を侵すことによって激しいかゆみがおこります。
●ブテナロックVαクリームは優れた効きめで水虫の原因菌(白癬菌)を殺菌する、水虫・たむし治療薬です。優れた殺菌力「ブテナフィン塩酸塩」配合。かゆい水虫にも効く!
●角質層によく浸透し、水虫の原因菌(白癬菌)を殺菌します。
●かゆみ止め成分「クロルフェニラミンマレイン酸塩」「ジブカイン塩酸塩」「クロタミトン」に加え、l-メントールのスーッとした使用感でかゆみを抑えます。
●抗菌成分「イソプロピルメチルフェノール」配合。
●炎症をおさめる「グリチルレチン酸」配合。
●皮膚貯留性が優れている為、1日1回で効きます。
ブテナロックVα[クリーム]の適応例(その他の症状にも使えます。)
足の指の間のグジュグジュした水虫に(趾間型) 水疱でグジュグジュした水虫に(小水疱型) 足裏の厚く角化した水虫に(角化型)
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