更年期うつのときのスピリチュアルカウンセリング体験

スピリチュアルカウンセリングはうつに効くか?の体験記

スピリチュアルカウンセリングを受けた理由

 

色々な治療法を試していた私は、スピリチュアルカウンセリングにも、足を運びました。

 

スピリチュアルというと、うさん臭く感じる方もいらっしゃるかもしれません。
霊的なものや、前世や過去生、守護霊。
「肉眼で見えないものは信じない」という現実主義的な考え方もありますが、この世は、自分の目で見たものや、科学的に解明できるものばかりではありません。

 

私は、実際にこういうものを感じたり、見たりすることができる人ではありません。でも、漠然とした感覚で、こういう世界もこの世には存在するのではないかと思っている人間です。

 

ふだんから、占いやスピリチュアルカウンセリングを好んでいたわけではありませんが、いろいろなことが次々と起こり、体調も、心の調子も悪くなったとき。
ふと思い立って、スピリチュアルカウンセリングを受けてみたいと思ったのです。

 

たまたま偶然知り合った人がいて、その人がカウンセラーだったということもあります。その人が、本物の力を持った人だと思う出来事があったという理由もありました。
それは、自分の目で見たことです。何を見たのかは、ややこしいので割愛します。

 

そういうわけで、ウツになりたてのころと、うつの症状が停滞していた時。全部で2回、スピリチュアルカウンセリングを受けました。


スピリチュアルは「自分がどんな人なのか」を知ることができる

自分のことが一番わからない

 

皆さんは、ご自身のことをよくわかっていると思われるほうでしょうか?
私の場合は、全く逆で、「わかっているようで、一番よくわからないのが自分」。
そう感じていました。

 

今までの経験や過去、さまざまなことで、性格は形作られてくるものですが、そういうもので出来上がった自分は、本当の自分なのだろうか?
世間のしがらみや世間体。そういうものを気にして、行動している自分は、本来そういう性格の人間なのだろうか?

 

自分のことが一番よくわからない。これは、今でもそうだし、きっとこれからもそうでしょう。
スピリチュアルカウンセリングを受けてよかったことは、本来の自分がどういう人間なのかということを知ることができる点です。

 

自分を知るきっかけにはなる

 

本来の自分がどういう人間なのかがわかれば、自分が苦痛を感じずにできることは何なのか。
これから、どういう道を歩めばいいのか。人生の迷子になっている自分の出口を、見つけやすくなるのではないでしょうか。

 

とくに、うつ状態にいると、
「何をやってもうまくいかない」
「もう人生終わったかもしれない」
「もうこのままずっと、憂鬱なままかもしれない」
というネガティブな気持ちが、どんどん湧き起こってきてしまいます。打ち消そうとしても、浮かび上がってくるものは、どうしようもありません。

 

うつを本当に治すためには、「考え方を変えるしかない」。考え方を変えるためには、自分のことを知るというのは、とても重要なことなのだと感じています。

 

一歩踏み込んだアドバイスを参考にできるスピリチュアル

 

普通のカウンセリングよりも具体的

 

「ただ話を聴いてくれるだけ」の普通のカウンセリングに、徒労感と無力感を感じていたせいか、スピリチュアルカウンセリングで受けた具体的なアドバイスは、新鮮でした。

 

・自分がどんな運をもって生まれてきている人間なのか。
・本当はどんな性格なのか。
・この先、どんなことをするのがむいているのか。

 

色々、具体的なアドバイスをしてもらいました。なるほどと思うことは、意外と多かったというのが、感想です。

 

とはいえ、スピリチュアルカウンセリングのおかげで、うつが寛解したのかというと、正直、そうではありません。ただ、プラスにはなった。とは思うのです。

 

この頃、もうこの病気をどうにかしたくて、やれることは何でもやろうと思っていましたから、こういう経験をしたことだけで、自分をほめてやれると思いました。

 

うつになる原因の中に、霊的なものがある場合があるのではないかという可能性について考えたこともありますが、私の場合は、霊がついているとか、そういうことは全然なく、いまの運やこれからのことが中心でしたが…。

 

なかには、霊的なものが原因の人もいるようですから、安心材料のひとつでトライするのもいいかもしれません。

 

私は、アドバイスをもらいたくて受けたに近いカウンセリングですが、何か不可思議なものが原因なのではないかと思う方は、一度受けて見られるのもよいのではないかと思います。

 


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