更年期うつの漢方治療!初診の漢方薬を煎じる

体質&体調で変わる?!漢方治療の体験記〜初診〜

管理人ウメコは、うつ治療の最中に、半年ほど漢方医に通院したことがあります。
なぜ、漢方治療をしたのか? それは、抗うつ薬だけでは体調が、なかなか改善しなかったからです。

 

違う治療方法を試せば、楽になれるのなら、何でもやる。それくらい、切羽詰まった毎日を送っていました。管理人の住んでいるエリアに、漢方に興味のある人の間で有名な女医さんがいたということ。家族から、漢方医に通うことを薦められたこと。そんな色々な理由で、しばらく通院しました。


体質改善から始まる漢方治療、初体験の記録

うつ症状をどうにかしたくて、漢方院を初訪問。医師の資格を持つ先生がいる漢方クリニックで、高額になりがちな漢方治療が、保険適用できる医院でした。

 

事前に予約が必要なクリニックは、女性の患者さんだらけ。予約はしているものの、診療までの待ち時間が1時間以上というのは、ザラと聴いていたので、気長に待ちます。出てきたのは、やさしそうな女医さん。50歳は優に超えているようなのに、若々しくて、とにかく美人。この肌ツヤは一体…?! 

 

そんなことはともかく、初めは問診です。どんな症状があって、ここに来たのかを話します。

 

私が、何としても改善したかったのは、うつ症状です。心療内科への通院ももちろん続けていますが、「漢方で治せるものなら治したい」と伝えました。

 

続いて、触診。ベッドにうつぶせ、仰向けになって、診てもらいます。最後は、立って、背中を触診されて、終わり。漢方治療は、症状と体質に合わせた漢方薬の服用が基本です。
うつに効く漢方薬を処方されると思っていたのですが、初回に処方されたのは、うつ症状とはあまり関係ない漢方薬でした。

 

初回処方薬

「香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)」

 

⇒胃腸が虚弱であり、消化器が不調な方の処方。体力を補い、気力を充実させる。食欲不振、嘔吐、悪心などの消化器症状を改善する作用。気分を安定させるリラックス効果も含まれています。このお薬は、気力に関する効果もあるようでしたが、先生に言われたのは、「まずは、いまあなたの身体は、消化器が弱っているから、その体質を治すお薬を飲みましょう」ということ。

 

漢方は、西洋医学と違って、「何かの病気には、この薬」という、決まり事がありません。それは、西洋医学が、症状を治す医療なのに対して、漢方をはじめとする東洋医学は、症状を引き起こす体質を改善するための治療だから。

 

普通の医者にかかれば、風邪を引けば、誰でも同じ風邪薬を処方されますが、漢方の場合は、違います。その人の体質が、冷えているのか、熱しているのか?他の何の器官が弱っているのか?で、目に見えた症状が似ていても、人によって処方される薬が違うのです。

 

しかも、うつで受診しても、「うつ症状に効果がある」といわれている漢方薬が、必ずしも処方されるわけではありません。そのときどきの体質を改善することから始まるのが、漢方治療なのです。

 

■香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)を煎じて飲む

 

 

管理人ウメコがかかった漢方医は、できるだけ生薬で漢方薬を出す医師でした。生薬とは、薬剤を煎じて飲む。昔ながらの方法で、薬を自分で作る方法です。よくある、ツムラの粉末漢方薬とは違って、手間暇がかかるものです。

 

漢方薬を煎じるという、初体験。これは、意外にも、管理人にとっては、別の効果もありました。お鍋に水を入れて、生薬を入れて、沸騰させて、茶こしでこす。この作業をしていること自体が、何となく、気晴らしになるのです。漢方薬独特の臭いもありますし、飲んでも決して美味しくはないのですが、治そうと頑張っている自分のわかりやすい努力の光景を、自分で確認する感覚です。

 

漢方薬の煎じ方は、指定薬局で詳しく教えてくれるので、全く難しくはありません。漢方薬の煎じ器という、便利な器具もありますが、自宅にあるお鍋で、簡単に作れます。1回煎じると、3回分の煮だし汁ができるので、これをポットに入れて、そのとき飲まない分を、保存します。

 

ただ、何回も使うので、お鍋もポットも漢方臭くなるので、他の用途には使いにくくなる難点もありますので、専用鍋とポットを決めておくとよいと思います。

 

煮だした漢方薬は、温かいまま飲みます。はっきり言って、かなりまずいですが、飲めないというほどではありません。初回の処方分を、約2週間かけて飲み切り、次の診療へ。
診療にいく度に、違う漢方薬を処方されることになります。それは、次項以降でご紹介していきます。

 


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