更年期うつのときのカウンセリングの是非

うつ治療のカウンセリング体験記「自分にあうカウンセラーを見つけるのは難しい」

心療内科に通院し、3か月ほどたったころ。
医師に、「カウンセリングを受けてみたい」と話したことがあります。
カウンセリングを受けたかった理由は、色々あります。

 

・診療時に、医師と話ができる時間は、せいぜい10分〜15分程度で、苦しい胸の内を全部語れない。
・医師は、薬を処方を考えるために、話を聴くのであり、医師と話をしてもよくならないと感じた。
・とにかく本音でたくさん話ができる人が欲しかった。
・カウンセリングで心が楽になる人もいると知った。

 

この頃はちょうど停滞期で、一番つらい時期でもありました。
家族には、心配をかけたくない。
友人には、うつだと知られたくない。
何も気にせず、とにかく話ができる場所が欲しかったのが、本音です。

 

私が通っていた心療内科には、カウンセラーはいませんでした。
医師に相談したところ、「カウンセリングを受けてみるのはよいことだ」といわれ、いくつかカウンセリングができるところを紹介されました。5つ〜6つありましたが、大学病院のカウンセリングと、街中のカウンセリングの2種類に大別できました。大学病院のカウンセリングは、学生への教育講習の意味合いがあるので、カウンセリング時に学生が同席することがあると聞きました。

 

「正直、そんなの勘弁してほしい」というのが、真っ先に思い立ったことです。
誰にも話せないことを話に行くのに、教育材料になるのはまっぴらでした。

 

結果的に、その中から女性専用のカウンセリングセンターに行くことになりました。


カウンセラーとの相性は、場所・雰囲気・人の第一印象で決まる

予約をとって訪問したカウンセリングセンターは、とても古いビルにあり、薄暗い階段を上っていくような場所にありました。この段階で、かなり、心が引き気味になっていました。

 

うつになると、ただでさえ、色々なものにビクビクしてしまうのに、建物に入る段階で、怖いと感じるような場所は、最初から心を萎縮させてしまいます。こういうところは、実際に行ってみないと、場所や建物、部屋の雰囲気がほとんどわからないのが、難点です。結果的にいうと、WEBサイトを解説していて、そういう不安要素がきちんと紹介されているところのほうが安心です。

 

実際に、カウンセリングを担当した方は、おそらく60歳前後のおばさまで、風貌も、恰好も、近所に住んでいるおばさんのような雰囲気でした。正直、とても、プロの方のようには見受けられませんでした。とにかく、行ったのだから、60分間お話しはしましたが、ただただ話を聴いて、同意してくれるだけで、「この人なら大丈夫」という安心感は、持てませんでした。「一方的に話すだけで、よくなるのでしょうか?」と、思わす聞いたら、「初回だから、まずはお話を聴くことに集中したので、次回から徐々にカウンセリングしていきましょう」という趣旨の答えが帰ってきました。

 

このセンターを後にした私は、「二度と行きたくない」としか思えず、結果的に、このセンターには二度と通うことはありませんでした。そして、この後、他のカウンセリングも探しましたが、信頼できそうなカウンセラーが見つけられず、結果的に、カウンセリング治療は受けませんでした。

 

実際には、よい相性のカウンセラーと出会うことができれば、苦しい想いを楽にする大きな力になるものなのだとは今でも思います。しかしながら、そういうところを見つけるのが難しいといわざるをえません。うつ症状で探すこと自体に、根気を発揮することができないので、自力で探すこと自体、かなり難易度が高いといえます。

 

よいカウンセラーに出会うためには、他の人の力も借りる必要があるような気がしてなりません。一番いいのは、医師の紹介ですが、私のようなケースもあります。依頼するのが苦痛でなければ、家族や友人にお願いするのも、有効なケースかもしれません。

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