女性ホルモンと似た働きが強力?タイに伝わる「プエラリア・ミリフィカ」

タイに伝わる伝統秘薬?!女性ホルモンを強力に補う「プエラリア・ミリフィカ」

女性ホルモンと似た働きが強力?!タイに伝わる伝統植物「プエラリア・ミリフィカ」

 

日本で一番メジャーな更年期サプリは「大豆イソフラボン」ですが、場所が変われば、いろいろな有効成分が顔を出します。

 

「プエラリア・ミリフィカ」もそのひとつ。タイ北部の山岳地方に生息するマメ科のツル性植物で、「女性ホルモン」と同じような働きをする成分が含まれています。古くから、この地方の女性の民間薬として用いられてきた歴史があります。

 

そもそも、この植物が広く知られるようになったのは、この植物を食べている女性が「実年齢とは思えない若さを維持」していたから。しかも、更年期の不調を緩和させる作用も認められたことから、いま盛んに研究されつつある植物でもあります。

 

さて、この「プエラリア・ミリフィカ」の何が、更年期の不調を緩和させてくれるのでしょうか? 詳しくご紹介していきましょう。


「プエラリア・ミリフィカ」の何が、更年期に効くの?

「プエラリア・ミリフィカ」は、原産地では「ガウクルア」と呼ばれています。

 

マメ科クズ属の植物で、根の部分が巨大なイモのようになります。有効な成分は、この根の部分にあって、女性特有の不調に効能があります。

 

不調に効果がある理由は、「プエラリア・ミリフィカ」に含まれている、さまざまなイソフラボンにあります。

 

大豆にも含まれている「ダイズイン」や、「ジェニステイン」のほか、「クワクリン」という成分は、この植物特有のイソフラボンです。

 

また、イソフラボンよりもはるかに強力だといわれている「ミロエステロール」「デオキシミロエステロール」も見逃せません。

 

この2つの成分は、女性ホルモンと同じような働きをする成分で、イソフラボンの約1000倍もの効果があるという説もあります。これらのさまざまな成分が、女性ホルモンの減少が原因の「更年期不調」を緩和します。


あまりに強力なので摂取量には注意も必要?!

「プエラリア・ミリフィカ」を服用する場合、女性ホルモン(エストロゲン)作用がある成分が多いので、摂取量にはとくに注意が必要です。

 

女性ホルモン疑似成分は、過剰摂取すると、体内の女性ホルモン量が多すぎる状態になります。こうなると、かえって月経不順などの弊害を起こす可能性があります。

 

日本の場合、「大豆イソフラボン」の場合、サプリで摂る1日上限量は30mgまで。豆腐などの食品から摂る量と合わせて、1日最大75mgまでと規定されていますが、この「プエラリア・ミリフィカ」については具体的な摂取制限値は規程されていません。

 

そのため、まずは、大豆イソフラボンの場合と同様の量を目安にしておくのが無難です。タイ本国では、サプリとして摂る量は、1日100mgまでと規定されているそうなので、イソフラボンよりは大目の数字ですが、心配な方は大豆の制限量にあわせておくとよいでしょう。

 

女性ホルモンと似た働きをするほかの成分(大豆イソフラボンやレッドクローバーなど)との併用も、効果が強すぎるため避けたほうが無難です。婦人科でHRT治療をしている方も、注意が必要です。


「プエラリア・ミリフィカ」を服用するには?

日本では全く馴染みがない植物ですから、当たり前といえば当たり前ですが、「プエラリア・ミリフィカ」を試してみたい!という場合は、サプリメントで摂取するのがおすすめです。

 

サプリメントは輸入品もありますが、日本のメーカーからも販売されています。DHCのサプリメントシリーズでも販売されているのは、ちょっと安心ですね。

 

プエラリア・ミリフィカをちょっと試すならDHCから始めてみる

 

DHC 濃縮プエラリアミリフィカ 20日分 60粒

 

プエラリアミリフィカは、ミャンマーやタイ北部などの温帯地域に自生するマメ科クズ属の植物です。
特有成分プエラリンを97%含有する、濃縮プエラリアミリフィカエキスを配合したサプリメントが新登場。さらにブラックコホッシュエキスとコロハの2つのハーブを配合しています。
女性らしく美しいラインを保ちたい方に。 朝、昼、夜など、数回に分けてとるのがおすすめです。

 

 

 

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