「田七人参」は更年期に効くのか?!「田七人参」の効能と実力を大検証!

「田七人参」は更年期に効くのか?!「田七人参」の効能と実力を大検証!

更年期の女性向けのサプリの中には、「田七人参(でんしちにんじん)」由来のものもあります。

 

正直、あまり効き馴染みのない材料ですが、実際のところ、この「田七人参」とは、いったいどんな人参なのでしょうか? 

 

また、更年期のどんな不調に効果があるのでしょう?ここでは、「田七人参」の実力について、いろいろご紹介していきましょう。


「田七人参」って、いったい何なの?

高麗人参と同じ科目の薬草

 

「田七人参(でんしちにんじん)」とは、「高麗人参」と同じウコギ科トチバニンジン属の多年草。

 

ベトナムとの国境に近い中国・雲南省〜江西省に、自生している薬草です。

 

キレイな赤ピンクの花を咲かせる薬草ですが、薬として用いられるのは、その「根」の部分です。

 

「人参」という名がついている割に、見た目は「イモ」に見えるほど、ずんぐりした形をしています。

 

「金不換」と呼ばれた、貴重な漢方薬

 

この人参は、収穫できるようになるまでに3〜7年もかかることや、1つの節から3本の枝が伸びて、その先に7枚の葉がつくことから、「三七人参(さんしちにんじん)」とも呼ばれ、古くからこの地域に住む「苗族(みゃおぞく)」の民族薬として用いられてきました。

 

広く知られるようになったのは、16世紀半ばから。中国の「明(みん)」の時代の医学書に記載されてから、その効能が知られるようになり、『お金にも変えがたいほど貴重』という意味から、「金不換(きんふかん)」とも呼ばれています。

 

あまりに貴重品すぎて、長らく日本には入ってこなかったため、漢方の生薬として定着している「高麗人参」ほど有名ではありませんが、最近ではこの「田七人参」を用いたサプリメントや生薬が世界中で広く販売されています。


「田七人参」の効果とは? 更年期不調の何に効くの?

高麗人参を上回る「サポニン」「ジンセノサイド」を含有

 

「田七人参」がここまで貴重といわれているのは、その薬効にあります。

 

高麗人参と同様、ファイトケミカル系の有効成分「サポニン配糖体」が豊富で、それぞれが異なる働きをするジンセノサイドなどの成分が含有されています。

 

これらのサポニン、ジンセノサイドの効力は、高麗人参の3倍以上もあり、「薬用人参の王様」といわれる由縁になっています。

 

鎮痛作用もある「デンシチン」も!

 

また、「田七人参」特有の効能として注目されているのは、アミノ酸の一種「デンシチン」の止血作用と鎮静作用です。

 

その能力は、ベトナム戦争の際には、実際に「止血薬」として用いられたほど。外傷だけではなく、胃潰瘍などの内臓出血の止血にも効果があります。

 

さて、いろいろとスゴそうな「田七人参」ですが、実際に「更年期の不調」を緩和する能力はいかほどなのでしょうか? 田七人参に含まれている成分から、更年期の不調に効果があるものを赤字で表記してみました。

 

田七人参に含まれている「更年期に有効な有効成分」

 

ファイトケミカル系抗酸化成分 12種類のサポニン配糖体(ジンセノサイドRb1、Rg1、Ra、Rb2、Rc、Rd、Roなど)
ビタミン ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2.ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンE、ビタミンK、葉酸
ミネラル リン、鉄、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅、亜鉛、マンガン
アミノ酸 アルギニン(成長ホルモンを分泌させ、体に活力を与える作用)
特有成分 デンシチン(止血鎮静作用)田七ケトン(血液をつくる機能、コレステロール抑制)
その他の成分

有機ゲルマニウム(抗ウイルス作用、抗ガン作用、免疫能力を高める)、
フラボノイド(抗酸化作用⇒老化防止),
パナキサトリオール(糖代謝を促進、血糖値を下げ、体脂肪をつきにくくする)

 

 

 

高麗人参同様、女性ホルモンと似た働きをする成分はありませんが、実に多くの不調を緩和する有効成分が含まれています。更年期の身体的・精神的な不調緩和に、効果が期待できます。

 

更年期の不調を緩和させる成分をさらに抜粋すると…

サポニン(ジンセノサイド)=体のつかれ、倦怠感を緩和する、のぼせ、多汗、肩こり、冷え性、むくみの緩和
ビタミンC:ストレス防止、イライラ緩和
ビタミンB群:不正出血・生理不順の緩和、ドライマウス、イライラ防止、うつ緩和、ストレス防止、不眠の緩和
ビタミンE:めまい、耳鳴りの緩和
マグネシウム:頭痛緩和
鉄分:イライラ防止
亜鉛:頻尿・尿もれ防止、うつの緩和


「田七人参」は「閉経後の病気予防」に威力を発揮する?!

閉経以降の生活習慣病予防にも効果

 

実は、「田七人参」は、「生活習慣病の予防や緩和」に効果が高い薬剤です。

 

主成分のサポニンは、血流をよくする働きがあり、血中の悪玉コレステロールを抑制します。

 

その結果、高血圧や心臓病、脳卒中などの予防に大きな効果を発揮します。血の巡りがよくなるため、冷え性やむくみの防止、肥満の防止も期待できます。

 

女性は、閉経すると女性ホルモンの恩恵がなくなり、一気に高血圧などの生活習慣病にかかりやすくなります。

 

田七人参は、更年期の不調だけではなく、今後の病気を未然に防ぐという意味でも、メリットが大きいといえるでしょう。

 

ダイエットしたい女性にも、効果を発揮

 

また、ダイエットを成功させたい女性にとっても、効果がある成分もあります。

 

「パナキサトリオール」という成分で、これは筋肉の糖代謝を促進する働きがあり、体脂肪を抑制する効果があります。

 

つまり、肥満防止にも効くというわけです。血糖値を上げにくくするため、糖尿病予防にも効果が期待出来ます。

 

肝臓機能を再生する作用も!

 

さらに、アルコールを飲む方には、大きなメリットもあります。田七人参には、肝臓の細胞を再生する作用があり、アルコールによる肝臓の機能低下を防ぐ働きもあります。

 

老後をみすえた対策ができるのは、田七人参ならではの効能といえるかもしれません。

 

これに加えて、1990年代に「がんを抑制する効能」が医学界で発表され、いま研究が進んでいます。


田七人参の服用方法は? 副作用はあるの?

生薬は高額なので、サプリ活用が現実的

 

田七人参は、高麗人参と同様、おもに、「生薬」として服用するか、「サプリ」として服用するかの2タイプの服用方法があります。

 

生薬は、乾燥させた田七人参(刻みタイプや粉末タイプ)を煎じて服用しますが、500g程度の量でも1万円以上しますから、かなり高額な人参です。

 

現実的には、サプリメント化されたものを利用する方が、続けやすいといえるでしょう。

 

副作用が出るかは、個人差あり

 

田七人参の副作用は、現在のところ重大な副作用は報告されていませんが、口の乾きや吐き気、月経の量が増えるなどの症状が出るケースもあります。

 

主には、血行がよくなることが引き起こしていると考えられますが、体質による個人差が大きいので、服用してみて違和感がある場合は、一時中断して、医師に相談しましょう。


「田七人参」を試してみるには?

田七人参を純粋に粉末化したものや、ほかの栄養素を盛り込んだものなど、いろいろなタイプの「田七人参」があります。ティーパックタイプも。
ご自身にあいそうなものを試してみましょう。

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