更年期の症状別|一番困ってるのは「イライラ」という場合の有効サプリ

更年期の症状別サプリ|一番困ってるのは「イライラ」という場合の有効サプリ

「とにかくイライラして仕方がない」
「何でもないことですぐに怒ってしまう」
更年期になると、このような「イライラ症状」に悩む女性が急増します。

 

これも、女性ホルモンが乱れている更年期特有の症状。ストレスを感じると、イライラが起こりやすくなります。家族との関係や仕事場での人間関係などがきっかけとなることも、少なくありません。

 

更年期には、さまざまな不調が起こりますが、中でも「イライラ」は必要な栄養素が足りていないことも遠因になります。ここでは、「イライラ防止」に効くサプリメントの組み合わせをご紹介していきましょう。


更年期の「イライラ」防止に効くサプリとは?

「どうしてもイライラしてしまう」ときは、まず「気分転換」や「休息」が欠かせませんが、イライラを抑える栄養素も必要です。

 

ふだんの食事で充分な栄養が摂れない場合は、サプリメントで補うのも、ひとつの手です。

 

「イライラ」がひどいときは、完全に脳も疲れていますから、「脳の神経細胞を再生させる栄養素」や、「神経の機能を正常に保つ栄養素」が欠かせません。

 

また、ストレスを受けると体内に活性酸素が増加して、ますますストレスを感じやすくなってしまいますから、活性酸素を抑える栄養を摂るのも効果的です。


「イライラに効く栄養素」の組み合わせを知っておこう!

「キレやすい」ときに効果的!脳の疲れをとる組み合わせ

 

「ホスファチジルセリン」+「イチョウ葉エキス」+「ビタミンB群」

 

 

脳の神経細胞を再生させる「ホスファチジルセリン」と、脳の血行をよくする「イチョウ葉エキス」を合わせて摂ると、脳の疲れを取りやすくなります。

 

これに、神経の働きを正常に保つ「ビタミンB群」を組み合わせることで、脳の疲れを取りやすくなります。とくに、「ビタミンB1」は、不足すると「キレやすくなる」ので、とくに意識して摂りたい栄養素のひとつです。

 

「ストレスがひどい」ときに効果的!活性酸素を抑える組み合わせ

 

「ビタミンC」+「ビタミンA」+「ビタミンE」
「カルシウム」+「マグネシウム」+「ビタミンD」

 

 

強いストレスを受け続けると、体内で活性酸素が増加して、イライラする気持ちを抑えることができなくなります。

 

こんなときは、抗酸化作用が強いビタミンを補う必要があります。「ビタミンC、A、E」は、体内の活性酸素を抑える働きがありますから、意識して摂っておきたい栄養素です。

 

「カルシウム+マグネシウム」の組み合わせは、ストレスを抑制する働きを倍増させる効果があります。

 

カルシウムは、ご存じの通り、骨の材料となる大事な栄養素ですが、精神を安定させる重大な働きもあります。実は、「カルシウム」には、神経伝達に欠かせない働きがあって、更年期かどうかに関わらず、これが不足すると情緒不安定になります。

 

「マグネシウム」は、「カルシウム」の働きを高め、「ビタミンD」はカルシウムの吸収を促進させる働きがあります。これらの栄養素をきちんと働かせるためには、どれも神経伝達物質の材料となる「たんぱく質」が必要ですが、たんぱく質は食事から摂りやすいので、ふだんの食事をしっかり取る前提で使うのが得策です。

「この栄養素、普段の食事から摂れそう?」チェックしてみましょう!

ふだんの食事から摂れそうなら、それにこしたことはありません。ここでご紹介した栄養素が多い食品を、一度チェックしておきましょう。

 

「ホスファチジルセリン」

体の細胞の膜をつくるリン脂質。脳や神経細胞に多く、脳の栄養素とも言われる成分。タンパク質などを元に体内で合成されますが、肉類や大豆などにも多く含まれています。

⇒大豆、牛肉、豚肉、鶏肉、卵

 

「イチョウ葉エキス」
街路樹でよく見かけるイチョウの葉から抽出される成分で、有効成分はギンコライド、ギンコフラボノイド、ケルセチンなどのポリフェノール類です。血行促進効果が高く、PMSに効果があるほか、認知症などの加齢に伴う症状の予防に効果があります。
イチョウ葉特有のポリフェノールなので、普通の食べものには含まれていません。

 

「ビタミンB群」

ビタミンB群とは、「ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン」のこと。

とくに、イライラ防止に効果がある「ビタミンB1」は、玄米や豚肉に多く含まれています。

 

・ビタミンB2…動物性の食品に多い栄養素。レバーや卵、牛乳など。
・ビタミンB6…肉や魚に多い栄養素。大豆やナッツ類などの豆類、バナナにも。
・ビタミンB12…牛や豚肉のレバーに多く含まれています。牛乳にも。
・ナイアシン…魚類や豆類、牛乳。
・パントテン酸…牛乳や卵など。
・葉酸…ホウレンソウなどの緑黄色野菜に多い。卵にも。
・ビオチン…卵やナッツなど。

 

「ビタミンC」

果物や野菜類に多く含まれています。体内で貯蔵できない栄養素で、毎日摂る必要があります。ストレスが多ければ多いほど消費されやすい特徴があります。

⇒赤ピーマン、パセリ、レモン、ケール、アセロラジュースなど

 

「ビタミンA」

レバーや緑黄色野菜に多く含まれています。

豚肉や牛肉、鶏肉のレバー、うなぎ、ほたるいか、卵の黄身、ニンジン、ホウレンソウなど。

 

「ビタミンE」

魚の卵や、油類、ナッツ類に多く含まれています。

⇒スジコ、キャビア、イクラ、明太子、ウニ、タラコ、ウナギ、カボチャ、大根の葉、トウガラシ、アーモンド、マーガリンなど。

 

「カルシウム」

魚類やチーズなどに多く含まれています。

⇒桜えび、煮干し、チーズ、イワシの油漬け、ししゃも、イワシの丸干し、パセリ、モロヘイヤ、ひじき、干しエビ、ゴマなど。

 

「マグネシウム」

大豆製品や魚介類、海藻に多く含まれています。

⇒納豆、豆味噌、ゆで大豆、いくら、あさり、桜えび、はまぐり、ワカメ、あおさなど

 

「ビタミンD」

魚類に多く含まれています。

⇒いわし、さけ、しらす干し、イクラ、カワハギ、マグロ、さんま、アンコウの肝など。

食べ物でまかなうのがちょっとムリ!という人のための「サプリチョイス」

サプリで全てまかなうよりも、食事で摂るのが難しいものを選んで利用するのが得策です。「この食材は苦手!」というものを確認して、ご自身にあう服用方法を決めましょう。

 

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