更年期の「ドライマウス」「口臭が気になる」ときに効くサプリを調べよう！
「口臭」は自分ではなかなか気づかないため、知らず知らずのうちに人に迷惑をかけていることがあります。
口臭はナイーブな話ですから、なかなか教えてもらえないのも難点ですが、気づいたら気づいたで、今度は人前で口をあけるのさえイヤになってしまいます。
これを解決するためには、まず口臭の原因を取り除かなければなりません。口臭がする原因は、「口の中に雑菌が繁殖すること」が主な要因です。
雑菌が繁殖すると、口内の食べ物のカスを分解して、硫化水素などの化学物質を作り出し、これが悪臭になってしまうというわけです。
更年期の不調の中には、「ドライマウス」という症状があり、この唾液がうまく分泌できなくなって、常に口の中が乾燥して、悪臭を放つようになります。
これをどうにかするためには、ドライマウスの治療と口臭対策が必要です。ここでは、ドライマウス＆口臭緩和に役立つサプリメント成分について、ご紹介していきましょう。
ドライマウス＆口臭を解決する成分とは？
個人差はありますが、更年期になると体内も乾燥しやすくなり、このような症状が出てしまいます。（原因についての詳細は⇒体内の粘膜も乾燥する！更年期の女性の体！「ドライマウス＆性交痛」対策を参照）
こんな時に役立つのは、「女性ホルモンに似た働きをする成分」と「体内の乾燥を防ぐ成分」です。ホルモンバランスが整うと唾液が分泌されやすくなりますし、体内の乾燥も緩和します。
女性ホルモンに似た働きをする成分
⇒大豆イソフラボン、マカ、ブラックコホシュ、レッドクローバー
体内の乾燥を防ぐ成分⇒コンドロイチン
ドライマウス対策の注意点！
ドライマウスの症状が顕著な場合は、医療機関を受診しておく必要があります。この症状は、更年期以外に、「やわらかい物ばかり食べる食生活の癖」「精神的なストレス」「口呼吸ばかりしている」「糖尿病を抱えている」場合も起こります。ドライマウスの原因が、まず更年期障害のせいなのかどうかを、まず明らかにしておくことも必要な対策のひとつです。
雑菌を抑える働きがあるのは、「乳酸菌」成分です。中でも、「LS1」と呼ばれる乳酸菌は、口内にも存在する善玉菌で口臭を予防する働きがあります。
腸から吸収されたLS1は、血流にのって口内に届き、悪臭の元となる雑菌を減らす働きがありますから、口臭予防効果が期待できます。
「カテキン」は、緑茶に多く含まれている成分です。ふだんの飲み物を緑茶に替えるというのも、おすすめの対策です。抗炎症作用のある「フラボノイド」は、カモミールティーにも多く含まれていますから、歯茎の腫れがある方は、こちらも試してみましょう。
口臭予防は、歯周病や虫歯の予防にもつながります。やりやすい方法を選んで、口の中を清潔に保つように心がけましょう。
ドライマウス＆口臭対策にサプリを試すなら？
更年期の体内乾燥を防止する「大豆イソフラボン」や口臭対策サプリを試してみるなら、一番利用しやすいものを選ぶのが得策です。最初は一番気になるものから試して、ご自身に合うものを見極めましょう。
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