更年期の症状別サプリ|「食欲不振」で困っているときのサプリとは?

更年期の症状別|今困ってるのは「食欲不振」というときに効くサプリとは?

更年期になると、「食欲不振」に悩むことがあります。

 

「何も食べたいと思えない」「全然食べていないのにおなかがすかない」。こんな状態になると、どんどん食が細り、みるみるうちに体重が激減していくことも珍しくありません。

 

ダイエット中の女性から見ると、うらやましい現象かもしれませんが、食欲不振になると、慢性的な栄養不足になるばかりか、「全身がだるい」「憂うつ感」「眠れない」などの心身の不調まで引き起こしやすくなりますから、コトは深刻です。

 

食欲不振を起こしている原因は、いろいろありますが、まずどんな対処をすればよいのでしょうか? また、こんなときに役立つサプリはあるのでしょうか?詳しくご紹介していきましょう。


「食欲不振」で考えられる2つの原因とは?

人間には「生存本能」というものがあります。「食べる」という行為は、生きるための基本中の基本。「これがうまくいかない」というときは、体に大きな変調が起こっている状態です。

 

考えられる原因は、2つあります。
1つは、食欲をコントロールしている脳の「摂食中枢」がおかしくなっているケース。「摂食中枢」というのは、「空腹中枢」と「満腹中枢」のこと。ふつうなら、血液中の血糖値が下がると、自然に空腹感を感じさせますが、ここがおかしくなっていると食欲がわかなくなります。

 

この場合の原因は「自律神経」が乱れです。更年期のホルモンの乱れやストレスが原因で自律神経が乱れると、脳の視床下部にある摂食中枢もおかしくなります。とくに、精神的なダメージがあると、加速度的に食欲がなくなり、体重が激減することも少なくありません。「うつ病」などの症状に、「食欲減退」が伴うのも、この自律神経が大きく関係しているからです。

 

もう1つ、考えられる原因は、「胃腸」のトラブルです。胃に病気があったり、高齢になって胃の粘膜が委縮すると、胃の働きが悪くなって、食欲が減退していきます。この場合は、「胃がいたむ」「胃の周辺が重い感じがする」などの身体的な症状も出ているはずです。まずは、どちらが原因なのか、思い当たることから考えてみましょう。

 

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「食欲不振」に効くサプリはあるのか?

「自律神経が原因の食欲不振」

「セントジョンズワート」「大豆イソフラボン」「ビール酵母」

自律神経の乱れが原因の食欲不振なら、神経を乱している原因に効くサプリを活用すると、症状が改善する可能性があります。

 

思い当たるほかの症状に、「憂うつ感」があるなら「セントジョンズワート」。「イライラ」があるなら、「ホスファチジルセリン」や「イチョウ葉エキス」などが効果的です。

 

精神的な症状も、胃のトラブルもないなら、女性ホルモンを補う「大豆イソフラボン」や「マカ」「プエラリア・ミリフィカ」などがおすすめです。いずれも、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをする成分で、更年期特有の諸症状を緩和させるのに役立ちます。

 

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女性ホルモンを補てんする!「女性ホルモンに代わる成分」が主力のサプリ

 

 

「胃のトラブルが原因の食欲不振」⇒「マルチビタミン」で栄養補給+受診

「食欲不振の原因」が、胃のトラブルの場合は、速やかに病院に行って、検査を受ける必要があります。

 

サプリメントは、基本的に「足りない栄養」を補うものですから、「胃を治す」という目的のために飲むものではありません。「胃が痛む」「胃の周辺に違和感がある」場合は、胃を治さないと食欲は回復しませんから、放置せずに、速やかに対処しましょう。

 

栄養不足になっている体のために、「マルチビタミン」などを摂取するのは効果的ですから、栄養補給の意味合いでサプリを利用するのは、おすすめです。また、消化不良を起こしている胃の働きを助ける成分も、食欲回復に効果があります。「ビール酵母」で「消化酵素」を補うと、弱った胃の働きを助けます。

 

 

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