うつで休んだ最初の1か月の過ごし方

日中どうすればいいのかわからない?!「うつのときの過ごし方」@初期編

いざ、家で休息を取るようになると、日々の過ごし方に悩み始めます。うつのときの過ごし方は、どのようにすればよいのでしょうか?

 

ここでは、初期段階の過ごし方から、ご紹介します。最初は、なかなか受け入れられないと思ってしまうことも多くあります。でも、少しずつ、トライしてみてください。うつ病は、治る病気です。まずは、それだけでも信じて、1日1日を落ち着かせていきましょう。


最初の1か月は、とにかく休もう!

医師に尋ねても、本を読んでも、ネットで調べても。「とにかく、休め!」といわれるのが、この時期です。
そして、抗うつ薬の治療を開始したころとかぶる方も多いでしょう。薬を飲み始めると、1か月くらいは、副作用で苦しむ時期でもあります。

 

調子が悪くて、「休もう」と思うのに、「心は落ち着かない」。本当の意味で休めない。そんな気持ちになられているのではないでしょうか? 
ここに書いていることは、そんな気持ちのときに、なかなか受け入れられないこともありますが、1か月ほどすると、徐々に落ち着いてくるはずです。できるだけ、心をおだやかに。休むことに集中していきましょう。

 

とにかく、「眠る」こと!

 

うつ症状の場合、ほとんどの方が、睡眠障害を併発しています。熟睡できない、眠りが浅い、疲れが取れないなどの症状があり、休んでいるのに、休んでいる気がしないという場合が多いのです。

 

休み始めて、2週間〜1か月くらいは、一日中寝ていても構いません。何もかも忘れて、とにかく、良く眠ること。眠れない方は、心療内科の医師が、睡眠薬を処方するはずです。今は、悩まず、薬を飲んで、きちんとした眠りが取れるようになることを優先しましょう。ゆっくり心身を休めることに、集中してください。

 

休める環境を整えること

 

休んで寝てばかりいると、色々な思いが頭をよぎります。

 

「会社の人に迷惑をかけているのではないか」、「働かずに家にいると、家族に申し訳ない」。
考えまいと思っても、こんなことを、考えてしまいます。頭に浮かんでしまうものを打ち消すのは、なかなか難しいものですが、これもできるだけ避ける必要があります。

 

会社を休んでいるのは、元気になって、また働くためだ。家族は、自分が元気になることをまず第一に考えているはずだ。いま、ご自身を肯定できそうな、こじつけでも何でも構いません。ネガティブに感じることを、できるだけ、別の見方で物事をとらえてみましょう

 

ネガティブな情報にふれない

うつ状態のときは、周囲の環境や気持ちに、同調してしまいやすい時期です。テレビで、暗いニュースを見たり、悲しい出来事を見たり聞いたりすると、なぜか自分も落ち込みやすくなります。この時期、ニュース番組などを見るのは、あまりおすすめできません。

 

また、PCやスマホで、ネガティブな情報を見ると、気分がひきずられやすくなります。ときに、励まされもしますが、一緒に落ち込んでしまいやすいのが、同じ病気で苦しんでいる人のブログです。

 

うつ病のブログは山ほどありますが、心の苦しみや悲しみ、つらい出来事をつづっている方も少なくありません。とくに、調子が悪いときのブログの記事は、気持ちが同調してしまって、うつ気分が増す場合がありますので、注意が必要です。

 

同じ悩みを持つ人の話を知りたくて、どうしても読んでしまうことも多々ありますが、できれば、乗り越えた方の記事を読む方が、気持ちが落ち着きます。うつを克服しようとしている人や、うつを寛解させた人のブログを読むと、参考になりますし、うつは治る病気だと信じることができます。

 

1日1回は太陽の光を浴びること

心を落ち着かせる神経伝達物質セロトニンは、太陽の光を浴びると、増加します。1日1回20分は、太陽の光を浴びること。

 

できれば、午前中の方が、セロトニンが作られやすいので、この時間帯がおすすめです。無理に外に出なくても、窓越しに、陽の光を感じるだけでも、効果があります。

 

何もしないことも、仕事と割り切る

 

何もしないことが、心を苦しめる時期でもあります。でも、少なくとも1か月は、何もしないことが仕事だと思ってください。とくに、抗うつ薬を飲み始めている時期は、副作用などに悩まされる時期でもあります。
胃腸の調子が悪かったり、食欲がなくなったりする場合がありますから、できるだけ安静に過ごすようにして下さい。

 

無理に外出したり、運動したりしないこと

 

気分が晴れるかと思って、外出したり、運動したりすることは、ときに体調を崩す一因になる場合があります。いまは、心のエネルギーが切れている状態です。外に出て、人ごみにいると、突如悲しくなったり、周りの人が全て幸せそうに見えて、余計に落ち込むこともあります。

 

とくに、満員電車や繁華街などは、疲れやすいので、必要のない外出は避けた方が無難です。調子の悪いときに、電車などに乗ると、突如、動悸がして息ができなくなる「パニック障害」になることがあります。ご自身の体調とよく相談しながら、できるだけ無理をしないようにして下さい。

 


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